『体張りTPP阻止 全青協が24、25日東京で座り込み』|日本農業新聞4月24日

 全国農協青年組織協議会(JA全青協)は24、25の両日、環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加反対活動として、東京・永田町の衆議院第二議員会館前で、座り込みを行う。全国から青年部員約100人が参加。TPPの交渉参加に前のめりな政府に対し、反対の思いを行動で示す。
 
 大型連休中に行われる日米首脳会談で野田佳彦首相が、TPP交渉への参加表明もしくは、参加に前向きな発言をしないよう訴える。
 
 牟田天平会長は「TPPは農業のみならず、地域経済や社会全体に甚大な影響を与える問題だ。青年農業者の反対の思いを座り込みで政府にぶつけたい」と意気込み、多くの参加を呼び掛けている。
 
 24日は午後3時から同8時まで、25日は午前7時30分から午後5時までの予定。25日は座り込みの途中で、日比谷野外音楽堂で開かれる「TPPから日本の食と暮らし・いのちを守り交渉参加表明を阻止する国民集会」に参加する。

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