以下のリンクは評価をまとめたものです。
【鏡筒の作りなど】
・光学面にはPhantom Group マルチコーティングが施され、レンズを覗くと何も通していないかのような高い透明感がある。
・レンズ貼り合わせに使われているオイルはツァイスと同じ物が使われていて、低温下に強い特徴がある。
・Steeltrack接眼部は意外と滑らかな操作性があるが、接眼部回転装置で画角を変えようとすると許容範囲を超えるイメージシフトがある。
・鏡筒内の遮光輪(バッフル)はびっしりと配置されており、艶消し塗装もしっかり処理されている。
【光学性能】
・APQ100/640とStowaway(F5)の比較では、明るい対象(太陽や恒星)を見ても色滲みはなく、280倍でも像は崩れず、Stowawayより良い見え味とのこと。
・恒星像の見え方はほぼ完璧でAPQに非常に近い。
・二重星は牛飼い座のεが140倍でうまく分離し、へびつかい座のλは280倍で明らかに分離した。
・漆黒の背景に惑星像が見えていて、惑星用アイピースで見ても散乱光はなく、非常にシャープで詳細な模様が見えてコントラストが高い。
・月面は息を飲むほど詳細な地形が見えて、280倍でも像が破綻しないようです。