熱海市が同大学の大学病院に出していた補助金についての質問

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◆20番（小松久信君）　

何で国際医療福祉大学にこだわるかというと、
実は、公明党の熱海市の市議会議員がおりまして、
あそこに国際医療福祉大学の大学病院がございます。

当初、あそこに大学病院を誘致するときに、
平成14年度から平成18年度まで、誘致したということで、
市の単独で30億円を出しています。

それから病院運営費補助金で、開業して３年間、
国が２分の１、市が２分の１、赤字の補てんをしているのです。

本来であったら、例えば看護学校をつくるにしても
熱海市内につくればいいのですけれども、
もう補助金を、熱海市が出したくても出せないのですよ。

熱海市の市役所に行った方はわかると思いますけれども、ぼろぼろですよ。

こんなこと言っては怒られてしまうけれど。

それで、人口規模は
南足柄市よりもちょっと少ない３万9000人です。

そうすると、これだけ市から単独でお金を出していたら、
それは財政危機になってしまいます。

それで、開業した年に市長選挙がございました。

推進してきた市長さんは見事に落ちました。

それで、市長みたいに若い人が新しく市長になって、
１カ月もしないうちに
財政危機宣言というのが新聞に出たのですよ。

赤字だ、大変だというので。

ところが、熱海市の観光協会では
それはやめてくれというので落ちついたのですけれども。

だから、国際医療福祉大学の校舎ができる、何ができる、
建設補助金を出せということで、
前回の平成17年のときは３億円でしたよね。

今度は幾ら出せと言われるかわからないですよ。

そういうことも考えないといけないということですよ。

だから、私は、やはり中心になっているところ、
旧城内高校跡地は
やはり小田原市が借りる契約だっていいではないですか。

半分借りるとか全体を借りるとかで、
留保だっておかしくないと思いますよ。

そういうことを考えたら、ちょっとおっかないですよ。

その国際医療福祉大学が来て、
２分の１は国だ、市は２分の１って、合法的にきますから、
それをぜひ承知しておいていただきたいということを申し上げて、
質問を終わります。

http://ssp.kaigiroku.net/tenant/odawara/SpMinuteView.html?council_id=219&schedule_id=6&minute_id=173&is_search=true

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