IFSジェイソン記事全訳。https://www.ifsmagazine.com/jason-brown-heads-north/

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ジェイソン・ブラウンは戦略的なコーチ変更として、国境を北に越えてカナダでブライアン・オーサー、トレイシー・ウィルソンの元でトレーニングを開始する。TCCCでの初練習は5月29日に行われた。
28日のインタビューで、オーサーはブラウンの前コーチ、コーリ・エイドはこの移籍に賛同していると話した。
「私は彼女とは良い友達で、彼女もこの変更を祝福してくれています。」
「彼女はジェイソンに素晴らしい仕事をしましたし、私はこの関係性は今後も続けていこうと彼女に言いました。もしかしたら、彼女に電話してアドバイスを聞かなければいけない日も来るかもしれません。コーリは素晴らしい師匠で、ジェイソンとは彼のキャリアの初めから(18年間)共にしました。」

29日に発表されたUSFSの声明で、ブラウンはこう記した。
「コーリと彼女のチームへの愛、共に成し遂げた成果への感謝の気持ちは言葉に尽くせません。コーリはこれからも、僕の人生において大きな影響を与える存在であり続けます。2013年にシカゴを離れた時、自立への大きな一歩を踏み出したと感じましたが、今は次の段階を踏む時です。ブライアン、トレイシー、そしてほかの素晴らしいコーチ達との未来を楽しみにしています。僕は、僕の愛するスポーツにおいて、成長したいと強く思っています。」

オーサーは「変化が起きる時は、そうなるべくして起きる時です。そう感じた時が正しい時。彼に選択肢があったことは喜ばしいこと。」と話した。

ブラウンは2018年の全米選手権から間もない時期にオーサーにコンタクトを取り、彼の門下でトレーニングできるかと訊いた。平昌五輪に向けての準備の真っ只中にいたオーサーは、「まずダンスカードを確認して(訳注:北米でのプロムなどでは一人一人決まった数のカードが配られ、その数だけ誰かと踊れるという仕組みがあります。それを例えとしたもの。)、空きがあるかを確認しなくてはいけませんでした。その後、ジェイソンはUSSOIツアー中にリンクを訪れ、とても良く馴染みました。彼のエネルギーはリンクではよい影響を与えます。トレイシーが強く後押しをしたので、あちこち調整してどうしたらこれがうまくいくか考える必要がありました。」
「我々は彼をチームとして受け入れますので、一人が彼につくという形にはなりません。書面上は私とトレイシーがメインコーチですが、実際にはカレン・プレストンやリー・バーケルが彼を教えることもあるでしょう。技術的な面もやりますが、彼を健康に保たなくては。彼はあまり考え込まずに思い切って飛び込むつもりのようです。新しいことだらけですが、彼にはベストな環境が与えられるでしょう。」

ブラウンは近くに住む一家の元に下宿する。
オーサー「彼は若いですが大人ですので自分の身の回りのことは自分でできます。」

ロヒーンウォードがすでにSPを振り付けており、オーサーはそれをキープする予定だ。
「ビデオを送ってもらって、良いプログラムに見えました。見たものに満足した。今は衣装について話し合っています。」
デイビッドウィルソンがFSを振り付ける。

ブラウンはTCCCで良い仲間に恵まれている。チームメイトは世界でもトップである羽生結弦、メドヴェーデワ、ボーヤンジンを含む。

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