
sheltem · @sheltem_at_twit
22nd Mar 2018 from TwitLonger
淵上孝さんとゆとり教育
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淵上
子どもたちの学びにおいて、
基礎的な理解がベースになることをおろそかにはできませんが、
その一方で、未知の課題に出合ったときに、
物事をどう捉え、考えていくのか--ということも大切なわけです。
我々も社会に出てから
日常的に未知の課題を突きつけられ、
それをどうするかということで、
日夜悩んでいるわけです。
ですから、人はどうすれば問題を捉えて、
そのことを考えることができるのか、
また、どうすればものを考えたことになるのかということが
非常に大きな課題であろうと思っております。(p.11)
http://www.bunkei.co.jp/school/hitoyume/pdf/18_26_2.pdf
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私は、本当の学力とは、単なる知識量ではないと考えています。
時代の変化についていけるだけの柔軟な思考力や
応用力とセットになって、初めて学力と呼べる。
そう思います。
02年度からの「ゆとり教育」の狙いも、そこにありました。
例えば、有名大学を卒業しても、
パソコン一つ操作できないおじさんがたくさんいる。
激動の時代にあって、きょう覚えた知識は、
明日には無駄になるかも知れず、
逆に昔は必要なかった知識が
不可欠になってくることもあります。
そうした点を踏まえ、
「自ら調べて、学んでみようという姿勢」を
引き出す教育が求められています。
http://www.asahi.com/edu/university/kougi/TKY200707210220.html
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