RTのキョードー英文記事、全訳です。詳しい。オーサーコーチ、力強い。情報戦込みでも、やっぱり嬉しい😊

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現五輪チャンピオン、世界チャンピオンである日本の羽生結弦は連覇に向けてホームベースであるカナダで「血と涙の汗を流している」とブライアンオーサーが明かした。
オーサーは、11月の足首の怪我から復帰する羽生がトロントで激しいトレーニングセッションを行いスタミナを戻そうとしていると話す。冬季スポーツにおける最大の試合で、期待に応えるだろうとオーサーは話した。

「我々はスタミナをつける訓練に集中しています。氷上トレーニングには復帰しましたが、今はそこがメインのトレーニング。だからこそ、ホームにいる必要がありました。」

羽生は日曜に韓国入りする予定で、開会式で行進することはない。

「血と汗と涙を流すのは、この金魚鉢みたいに人目のあるところではなくて、ホームリンクでやらなくては。普通の人は一回のところセッションの初めに3回ランスルーをする。普通の人が1回のところ、同じセッション内でFSを2回滑ったりします。」
「オフアイスでもトレーニングを積みましたし、彼はもともと視覚的にトレーニングするタイプ。けれど更にそれを強化したし、オフアイスでのトレーニングの成果があって、ある意味では、ほかのトレーニングをしていなかった分、それと比べて強い身体を作ることができているとも言えます。」

今週の初めに、オーサーは羽生が団体戦を回避し個人戦にのみ出場することを明言した。
羽生は11月9日のNHK杯にて4Lzの練習中に右足首の靭帯損傷と骨の炎症を負い、それ以来試合をしていない。
彼がプログラムから除いたのはこのジャンプだけだ。

「彼の4T、4Sは以前と同じか、それ以上に良くなっている。4Loはまだ進化の過程なので、今週末にはどんな感じか見極めてみる予定です。」

ロシアの偉大なプルシェンコは、羽生が3種のクワドでも優勝できるだろうと予言した。

オーサーはこう話す。
「彼を話題にのぼっている他の選手と氷の上で見比べたら、僕としては、比較にすらならないと思います。ジャンプの進化はすごいものですが、羽生のスピード、流れ、カリスマ性、ジャンプの飛距離を見れば…かなり見応えのあるものです。」

また、競技復帰における心理的なプレッシャーをいかに手懐けるかについても、オーサーは心配していないという。

「みんな知っているように、彼は競技が大好き。これは彼を更に上のレベルに導くでしょう。彼は今シーズン長い時間競技から離れました。でも私は彼を知っている。これは彼をさらに高める、とね。」
「謎が多いし、皆好奇心を持っているので、注目はいつも以上に集めてしまうでしょう。けれど、ヘルシンキの時と同じようにアプローチすればいい。」

羽生はソチ五輪ではフリーで本来の実力を発揮できないまま金メダルを獲得した。オーサーは、今回は誰であろうと金メダルを獲得するには良い演技をすることが必要になるだろうと話す。

「金メダルを取る人間は、恐らく月にも昇るような素晴らしい演技をした人でしょう。ソチではそれはみられなかった。なので、今回はその天井を突き破る人が何人かいるといいですね。前回は、最終グループのほとんど全員があまり良い演技ではなかった。羽生とフェルナンデスにはその何人かに入って欲しいです。そのあとのことは私にはどうすることもできないけれど、彼らにはその準備ができています。」

(終)

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