★イスラエルこそ世界平和の最大の敵だー(天木直人氏)

日本では北朝鮮をあたかも世界の敵であるかのごとく毎日のように報じられている。

 しかし、北朝鮮は核実験やミサイル実験を繰り返し、

言葉で激しく威嚇、攻撃しているが、現実に他国を侵略しているわけではない。

 それでも、これだけ非難されるのだ。

 その一方で、国際法に違反して公然と武力攻撃を続け、

毎日のように侵略行為を行い、それでいて、まったく非難されない国がある。

 それがイスラエルだ。

 きょう1月3日の読売新聞が報じた。

 ついにネタニヤフ首相率いるイスラエルの与党は、

東エルサレムだけでなくヨルダン西岸までもイスラエルに併合する決議を、

全会一致で採択したという。

 パレスチナ情勢を少しでも知っているものなら、

ヨルダン西岸併合がどれほど国際合意に反するものであるか、わかるはずだ。

 ただでさえパレスチナをヨルダン西岸とガザに分断し、

ヨルダン西岸を傀儡にしてきたイスラエルだ。

 それでは飽き足らず、ヨルダン西岸を物理的に併合し、

文字通りガザを孤立させて、パレスチナの存在を地球上から抹殺しはじめたのだ。

 神をもおそれない暴挙だ。

 これほどの不正義でも、イスラエルならば許されるのだ。

 このような不正義が許される限り世界に平和はこない。

 そう思わせるほど、

私にとっては許しがたいイスラエルのヨルダン西岸併合決議全会一致採択の

ニュースである。

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