市村 悦延 · @hellotomhanks
1st Jan 2018 from TwitLonger
★突如として起きたイランの反政府デモとチラつく米国の影ー(天木直人氏)
突如として、イランで反政府デモが起きた。
事情通なら、その裏に米国の工作があるに違いないと疑うだろう。
無理もない。
米国にはその先例がある。
すなわち米CIAは1953年、大衆反乱を誘発してモサデク政権を倒し、
親米のパーレビ政権をつくった先例があるからだ。
それに加え、昨年12月28日には、
米ニュースサイト「アクシオス」が、
イスラエルと米国がイランの核兵器開発阻止に向けて
秘密共同工作計画に合意したと報じた(12月30日産経)からだ。
そう思っていたら、トランプ大統領がツイッターで
イランの反政府デモを支持する発言をしたらしい(1月1日朝日)
「イラン政府は市民の権利を尊重すべきだ」と。
これを見て私は米国の工作はないだろうと思った。
なぜならば、これでは工作をしましたと自ら認めているようなものだからだ。
いくら何でも工作を命令した者が、みずからそれをバラスはずがないからだ。
いや、むしろ、これはまさしく米国がイラン反政府デモを工作しましたと
認めた証拠ではないのか。
それほどトランプという大統領は、本音と建前が使い分けられない、
いや馬鹿正直な、大統領なのかもかもしれないからだ。
どっちにころんでも米国の工作の疑いの強い、
突如として起きたイランの反体制デモである。