★日本をダメにした幕末・維新のワースト1、吉田松陰ー(天木直人氏)

明治維新の評価について思いつきで書いたところ、

その反響の大きさに驚かされている。

 いかに多くの人たちが、興味を持ってそれぞれに勉強しているかということだ。

 特に幕末・維新のワースト15について書いたら、さまざまな意見が寄せられた。

 そこで私は、これから毎日、メルマガを書く傍ら、

その一つずつの寸評を読者の皆さんに紹介して

年末年始の暇つぶしのお役に立ちたいと思う。

 断っておくが、これは私の評価ではない。

 先にお知らせした雑誌に書かれている、

おそらく歴史研究家の手によると思われるの人の寸評である。

 ワーストNO1 吉田松陰 テロリスト養成指導者

 本人は明治維新よりも9年前に刑死しているが、

松陰が開いたとされる私塾「松下村塾」からは久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、

山県有朋など維新前後に活躍する長州藩士をたくさん輩出している。

そのため教育者のイメージで描かれる事が多いが、

外国への密航を計画して捕まったり、

老中の暗殺計画を自ら白状して処刑されるなど、

実際はエキセントリックな行動が目立つマジキチ野郎。

弟子たちが気に入らない人物を暗殺しまくっていたことからも、

単なるテロリストの親玉だったというのが的確。

松陰が唱えた過激な攘夷思想の影響により

太平洋戦争が起こったと言っても過言ではないだろう。

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