★陸上型イージスの導入は陸自にも玩具を与えるという事だー(天木直人氏)

きょう11月11日の読売新聞が教えてくれた。

 トランプ大統領に約束した陸上型イージスミサイルシステム(イージスアショア)

の配備先は、山口県と秋田県とする方向で最終調整に入ったと。

 ここまで手回しよく準備が進められているのだ。

 山口県と秋田県が北朝鮮の標的になる事は間違いない。

 県民はよくも黙っていられるものだ。

 しかし、心配は要らない。

 ミサイル防衛システムは無用の長物だ。

 使われる事はない。

 それを、読売新聞のその記事は次のように教えてくれている。

 「・・・現在のミサイル防衛態勢は、海自イージス艦搭載の「SM3]が

大気圏外で迎撃し、打ち漏らしを空自の地対空誘導弾(PAC3)が

撃ち落とす二段構えで、陸自は迎撃態勢に入っていない。

自衛隊で最大の人員を抱える陸自をイージスアショアの運用で

ミサイル防衛態勢に組み入れ。北朝鮮への対処能力を強化する狙いがある」

 何のことはない。

 最大の人員を抱えている陸自が、

俺に北朝鮮との戦争ごっこに参加させろ、俺にも玩具をよこせ、

と文句を言っているのである。

 陸自だけを外すわけにはいかないから、それに応えたというわけだ。

 とんでもない税金の無駄遣いである。

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