RTのオーサーコーチインタ全訳です。

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17歳から羽生結弦を指導してきたブライアンオーサーはチームワークがより生産性を高め、オリンピックでの成功につながると期待している。
共同の独占インタビューにて、オーサーは初戦ACIで2位になった後に羽生と腹を割って話をしたと話した。
「どんな関係もそうであるように、気になったことやチームとして改善できる点は些細なことでも話し合う必要がある。もう指導して6年になるので、常に風通しをよくしておく必要があります。」
羽生が氷上でリンクをまるでステージのように変えてしまうところを見ると、自分にそのスポットライトが向いていた時のことを思い出すという。羽生は自分が競技者だった頃にそっくりだと。素晴らしいフリースケートを滑っていたオーサーは、二度の五輪銀メダルと6つの世界選手権のメダルを持っている。
「私自身もあんな感じでした。同じようなタイプのスケーティングで、見られることが好きだった。皆に見てもらうように滑っていました。そういう風に滑るのはとても楽しかったことを覚えています。」
オーサーによると、今シーズン羽生はフリーで5回の四回転を跳ぶが、オーサー自身は新しい四回転を加えたり新しいアプローチをするよりも、羽生にはすでにマスターした安全で安定した着氷を極めて欲しいと願っている。
右膝痛で4Loを今回の大会では組み込めなかったが、他の面に集中するためにスケートの神が与えた時間だと考えている。完全な遂行には練習が必要だと信じているオーサーは、新しい四回転を加えなくても羽生は自身のスケートをさらなる高みへ持って行くことができると信じている。だが、それに羽生が同意するかはわからない、と話す。
「彼はまだ若い。彼の目的は、進化することなのです。若い人にとって、進化するとは4Lzや4Fを跳ぶことに直結します。彼を引き止めることはしません。そのような向上心は好きです。」
「ハビは違うのですが、ユヅは他の選手が4Lz、4F、4Loを跳んでいるのを見ると、その中に居らずにはいられないのです。これは彼のいいところです。競争心がとても強い。」
今シーズンはいつもとなんら変わらないシーズンだが、五輪が近づくことでさらなるコミュニケーションとポジティブさが必要になるという。
羽生もフェルナンデスも、なにが必要か理解していて、どうトレーニングするかを逐一教えられる必要はない、とオーサーは話す。そして、そのカリスマ性が皆の注意を惹きつける羽生との仕事がいかに楽しいかを何度も繰り返さずにはいられないようだ。
「彼が氷の上にいると、どこか特別なのです。スピード、流れ、3A、クワドでさえも特別です。他の人と一緒に滑っていると、違いは一目瞭然です。言葉にするのは難しいのですが、彼が滑っているときの自由さはどこか特別なんです。」

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