8.19 止めよう!辺野古・高江新基地! やめさせよう!安倍政権!!集会アピール


8.19 止めよう!辺野古・高江新基地!
やめさせよう!安倍政権!!集会アピール

8月5日、米軍沖縄海兵隊所属の「空飛ぶ棺桶」といわれるオスプレイがオーストラリア沖で墜落事故を起こしました。3人が死亡するという惨事です。この事態に対して新任の小野寺防衛大臣は国内での飛行自粛要請を米軍に申し入れましたが、米軍はこれを無視して早くも7日には普天間飛行場からオスプレイを離陸させました。シュローティ在日米軍副司令官は「安全性を確認した上で、運用上必要と判断した」と平然と答え、小野寺防衛相はすぐさまこれを容認してしまいました。それだけでなく15日には北海道での陸上自衛隊と米海兵隊の共同軍事訓練にオスプレイを参加させるとまで言ったのです。こんなことが許せるでしょうか!

 現在も辺野古では警察力を使った弾圧のもとで新基地建設のための護岸工事が進められ、高江ではずさんな工事でヘリパットを造成したために、その補修が行われています。しかし沖縄の仲間たちや全国の熱い連帯のたたかいがいま広がっています。沖縄県は工事の差し止めを求めて7月24日国を提訴し、あわせて判決が出るまでの工事の停止を求める仮処分も申請しました。7月22日にはキャンプシュワブを包囲する2000人の輪がつくられ、25日には71隻のカヌーが辺野古の海に集まりました。そしてついに8月12日の「県民大会」には45000人が結集し「新基地反対」「オスプレイ飛行禁止」の声を力強く全国にとどろかせました。

 この愛知では毎週・毎月いろんなところで、沖縄のたたかいに連帯して街宣やスタンディングが行われています。7月26日には高江への機動隊の派遣に抗議するとともに、二度と派遣を許さないための住民訴訟が始まりました。原告211名という規模で提訴され、いま多くのサポーターが集まりつつあります。三重でのケーソンを作らせないたたかいも7月22日、多くの地方からの参加を得て大集会を開催し意気が上がっています。「全国港湾労動組合」は「基地建設のための土砂運搬に加担できない」と政府の政策に反対して、事業者団体に土砂運搬拒否を申し入れるという画期的なとりくみを行なっています。

 安倍政権は朝鮮半島情勢の緊迫に対して、外交努力をすることなく危機感をあおるのみ、たび重なる日米合同軍事演習を行ない、中国情勢を口実として宮古島・石垣島など南西諸島での自衛隊の新基地建設・基地強化に奔走しています。このように「戦争のできる国」をめざして、9条を標的とした憲法改悪のたくらみなど、軍備増強と戦争政策に走っています。

しかしながら追いつめられているのは安倍政権です。「共謀罪」を国会ルールも無視して立法化し、加計問題で利益供与が暴露されつつある安倍首相は、支持率の急落に慌てて三度内閣改造を行ないましたが、「自衛隊PKO日報問題、加計問題かくしの延命のための内閣」でしかないことは明らかではないでしょうか。

 今日ここにわたしたちは沖縄から山城博治さんをお呼びして、辺野古・高江に新基地を作らせない・安倍はやめろの大集会を開催しました。わたしたちはいま勇気と元気に満ちあふれています。困難なたたかいはこれからも続きますが、みんなで輪を広げ、明るく・元気に勝利の日までたたかいましょう!
2017年8月19日
8・19 止めよう!辺野古・高江新基地建設!やめさせよう!安倍政権!!集会参加者一同

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