旧聞)【露・米】先週ハンブルグで起きた小さな奇跡、だがロシア嫌いの正気失いが米国で熾烈化している strategic-culture 14.07.2017



 強い関心を集めたプーチン・トランプ対談。その成果やいかに、<a href="https://www.strategic-culture.org/news/2017/07/14/minor-miracle-took-place-hamburg-russophobic-insanity-still-intensifying-us.html" target="_blank">表記</a>をつまみ食い。
《摘要》
1。7月7日に米大統領ドナルド・トランプと露大統領ウラジミール・プーチンとが会い実質的な議論ができたという単なる事実が、ロシアに関する何事であれ米国の正気でないパラノイア環境を所与にすればそれ自身顕著なことだ。併し会談がまさに起きた。一部の者が正しく観察した通り、トランプ・プーチン・サミットを織り成したもののG20の縁(へり)で起こった重要性という面で、周辺の他のことでない。

2。大統領トランプがある種より幅広のモスクワとの取り決めを紡ぎ出す努力に際して非常に真摯なのは明確だ。だが彼は此処ワシントンで、この会合が起こって欲しくない或いは形式的な握手と実質のない愛想の交換にしたい人々からの途方もない反対に出会う。併し実質があった、特にシリアの決定的な地区に関してだ。直接的な米露軍事衝突の勃発があり得る最も危険な発火点のことだ。

3。南西部シリアでの停戦取引があの国での戦争を最終的に終わらせる上で決定的重要性を持つかもしれない。ゴラン高原上に境界を持つ停戦場所の選択が示すのは米国がイスラエルとの取り決めを片付けたに違いないことだ。逆にモスクワはダマスカスとテヘランからの異議なしを確保せずには殆ど動けなかったろう。(後者に関しては、1つの一般的に情報通のイスラエルの分析サイトは停戦がシリアの他の場所への派遣のためにイランの資源を解放すると嘆いた。曰く。またそれは、重要なイスラエルの関心先たる同地域からヒズボラ勢力の撤退を意味し、一方それをチェチェン・スンニ派が先陣を切るロシア軍事警察勢力と取り替えることだ)。斯様に取り決めに持って行くことで、最も荒々しく激しく敵対的な同盟国、ワシントンとモスクワは、敵対行為の終結に向かって最善の機会を得ることができる。

4。併し依然道のりは長い。米国がその地区での自分の役割がどうなるのか特定していない。それが良いことかもしれない。現実主義的に、シリアでのアメリカの存在が小さければ小さいほど、そしてより多くのロシア人とヨルダン人が指導すれば、もっと良くなる。米国に大量の人々がいるのを銘記せよ。何に関してであれ、特にシリアに関してロシアとのどんな協力も全然欲さないDeep Stateがある。誰かがトランプ・プーチン協定を破壊しようと努めるかもしれない膨大な潜在性がある。(両大統領とそれぞれの外相、通訳以外室内に他のどんな高官もいなかった理由があった。問題はロシア側にない。寧ろ自身の政権内でさえ、トランプには信頼できる他者がいない)。特に2013年ゴウタで今年4月イドリブで見たような化学攻撃というもう一つの偽の旗印のずっと現存する危険が実在する。誰でもが必要とする最後のものは挑発には魅力的な標的たる大量のアメリカ人が地上にいることだ。

5。シリアの停戦合意は小さな最初の一歩で困難に苦しむ。でもより広範な戦争への潜在力を持つ最も危険な紛争を抑える潜在力として、それは旗印の見出し、どのアメリカの出版物でも肯定的なニュースだった筈だ。

6。併しそうでなかった。結果的に2人の大統領によりなされた進展を埋没させ、米メディアはドナルド・トランプJr.とある面でロシア政府と繋がりありと想定されるロシア人弁護士との間の昨年の会合に丸々凝固した。タイミングが偶然だったと信じるのは困難だ。(それが信じられるなら、各放送のトップで関心を引くためにドナルドJr.と競合する唯一他の<ニュース>話は、ぞっとするような家族の彼女のかつてのボーイフレンドが認可なしで活気のある写真を貼った半文盲のすっぱく元ストリッパーの主張だった。これが、我が友よ、どれ程低く我々が沈んだかだ)。

7。7月7日からこれを書くときまで、ドナルドJr.話がメディア関心の強迫観念的要点であり続けてきた。何故かって。ヒラリー・クリントンを損傷させるかもしれないロシア政府の情報を持つと主張する英国の宣伝係に近づかれた時、そうした情報の何であれの受領を急いで歓迎したーそれは手近でなかった。「共謀」ーメディアと民主党員が叫んだ。一層悪いことに、元民主党副大統領候補、ヴァージニアの上院議員ティム・ケインによれば、裏切りがあり得る!これは、米国では裏切りが憲法自身の中に非常に狭義に定義される事実に拘らず、戦時に米国に対し本質的に武器を構えることで構成される)。

8。大統領の防御者は正確に、ヒラリー選挙戦が彼らトランプ選挙戦を傷つけるだろう情報を喜んで受領するのを示しただけでなく、トランプ陣が偽りで問責される方法そのもので彼らは積極的にーここにキーワードがあるー結託したことを指摘した。特定すれば、民主党人士がウクライナ高官に会い、トランプ選挙戦の議長ポール・マナフォートについて損害を与える素材、その一部は真実性の疑わしいものを提供した。

9。でもそれは同じことじゃない、そうだろ。何故かって。「ロシアは米国の敵対者、敵でさえある。ウクライナは全然盟友でないが、確かに敵対者でなくクリントン選挙戦で働いたウクライナ高官はそうしたのはロシアについて警告するためだと言い立てた」。ああ、それが説明なのか。

10。もっと単純に言えば、ウクライナは友人で、彼らと働くことが愛国的だ。併しロシア人は敵だ、だから彼らの提供するものは何であれ裏切りの意味合いを帯びる。(止め)

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