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【中】アフリカの中国:異なる類の軍事戦場 Geopolitical Futures July 13, 2017



 <a href="http://summingup.seesaa.net/article/451738389.html" target="_blank">既報</a>だが、中国のジブチ基地に関する補足。大半が単なる見せびらかし用と言う<a href="https://geopoliticalfutures.com/china-africa-different-kind-military-theater/" target="_blank">表記</a>。
《骨子》
1。中国は作戦を拡張することで世界にどれだけ軍事的に有能かを見せつけようと努力してきている。今回は焦点がアフリカだ。ファンファーレ大きく、中国の軍人が7月11日湛江港からジブチに向けて出帆した。そこで彼らは中国初の恒久的海外軍事基地設立を手助けするだろう。中国曰く、同基地は平和維持活動、海賊防止それと人道的作戦のための支援を提供するだろう。だがメディアや軍事分析家は、ジブチ基地が海外で権力を投影するインド洋に沿った軍事及び商業用資産と関係のネットワークを開発することを意味する、中国の所謂「真珠の首飾り」戦略の一部だ、と主張してきた。<span style="color:#0000FF;">同基地は、しかしながら、中国の軍事的武者ぶりの実例でなく寧ろ国内外で中国のイメージを高める試みだ。</span>[青字強調は私、以下同じ]

2。中国が基地の立地にジブチを選んだ、北京がペルシャ湾から中国への貿易の流れを確実にすることに利益を持つからだ。中国の海路石油輸入の80%がインド洋を通じたこの経路を通り抜ける、だから国を経営し続けるのに死活的部分なのだ。

3。そしてこの経路へのアクセスを確実にする必要が「真珠の首飾り」戦略の背後にある動機だ。中国が描くのは、インド洋へのアクセス、様々なチョークポイントの通過を、南シナ海、ベンガル湾、幾分劣後するがアラビア海を通じる軍事及び商業施設の建設で確実にできることだ。施設は既にバングラデシュ、ミャンマー、パキスタン及びスリランカで開発されてきている。

4。しかしこれら施設は効果的な中国権益の保護よりももっと見事な場合だ。少なくとも米海軍に比べれば相対的に弱い海軍なので、中国はこれら経路を軍事的に確保する能力に欠ける。だからその代わりに、<span style="color:#0000FF;">現実の弱さから目を引き離す強さのイメージを描き出す努力をしている。</span>

5。施設詳細の殆どが公開されたことなく、殆ど知られていないことは<span style="color:#0000FF;">基地に軍事的重大性のないこと</span>を示す。報道は海軍軍艦が送られたことを示すが、そこに駐留する兵員数、派遣の長さ或いは運営日程表に関する入手可能な情報がない。或る推定は2,000名の兵士がー恐らく海兵隊と特殊部隊のようだー結果的に同基地に駐留するだろう。

6。年末までに同施設は兵器及び弾薬を抱え駐留する中国海軍船用埠頭を含むだろう。中国企業の所有する商業港近くの36haを占める基地の賃借に中国人には年間2千万ドルの費用となるだろう。机上のみに実在するだけだが、離着陸場建設計画がある。年末には完成する筈のヘリコプター発着場1つがある。目立つのは、軍事専門家Zhou Chenmingがサウス・チャイナ・モーニング・ポストに教えた。つまり、同施設が「全面的意味で軍事基地ではない」がその施設が後に艦船の修理や航空機の収容のため拡張されるかもしれないことだ。これから、我々は同基地に航空機がなく船舶に役務提供できないと疑う。これは同施設の能力について多くを語らない。基地の基本について知られることが殆どないので何人にも合理的にそれが海外での中国の権力投影に役立ち得るのか結論付けるのが困難かもしれない。

7。だが<span style="color:#0000FF;">もっと重要なのは中国海軍が青海原での能力ー世界の大洋の深海で作戦する能力ーを欠く</span>ことだ。海軍はこれら能力を開発する大胆な計画を持つが、そうするには長時間かかるー過程に大きな妨害や停止がないと想定して、少なくとも1、2世代。海軍は現在どんな作戦用空母戦闘グループを持たない。その唯一の作戦用空母、「遼寧」は元来1988年に進水した改修船だ。遼寧は米空母ならできる航空機数の約半分しか運べない。<span style="color:#0000FF;">最初の実弾演習が2016年12月に開催され、それに随行する戦闘機パイロットは今初期訓練を終えたばかりだ。乗務員は殆ど経験がなく同船が作戦上効果的になり得るには多年の訓練を必要とする。</span>中国海軍は、それ以上に、再給油を含む基礎的な兵站の諸問題を克服しなければならない。同国の海軍船舶の大半は原子力船でなくそれ故再給油のため港に停泊しなければならない、故にその能力と範囲を限定する。

8。中国は権力投影を全球的にはできない。その優先事項設定に際し選択的でなければならない、そしてアフリカはこのリストのトップにない。中国の現実の関心は非常に国内向けに近い。インド洋を通ってやって来る中国向け輸入品もマラッカ海峡、マレーシア、インドネシア及びタイ国により国境を引かれた大きなチョークポイントを通らねばならない。海峡の通行は米海軍により安全確保されているが、中国人はそんな重要な経路へのアクセスのために米国に頼りたくない。またチョークポイントは中国と数カ国の東アジアの国が領土のため競合している南シナ海にもある問題だ。北京のまさに持つどんな能力や資源がアフリカの角でなくこの地域に集中されるだろうか。(止め)
***
 半世紀以上前、ラジオでFMのジェットストリームや中波の深夜DJ、中に短波だったか冷戦時代の北京放送があった。「米帝国主義は張り子の虎である、と毛主席が…」といったアジ演説を金切り声で女声アナウンサーが喚いていた。毎回でてくる同じ文句だけに嫌でも覚えた。最近でもよく思い出すが、今の私の中では「中国は張り子の虎である」に変わった。経済統計、企業会計のいかがわしさ。軍事の実力の程、特に海軍は上記にある通り、まだ体をなしていない。「遼寧」が一応空母群らしき見かけで日本列島ほかを周遊したとき、素破軍事的威嚇行動かと騒ぐ者が一部いたが、青山繁晴の米軍筋情報によれば、米軍関係者曰く、「周遊してくれてよかった。実態をつぶさに観察できた。あんなもの、(日米の)敵ではない」。張子の「虎」ですらないのだ。

 表面的な見せかけだけ、往年のハリウッド西部劇のスタジオセットのようだ。

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