【2017/5/1】　西村斉による京都府人権啓発推進室との「会談」書き起こし（閲覧注意）

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京都府人権啓発推進室と会談モイ！Androidからキャス配信中 -2017/5/1
http://twitcasting.tv/hitoshiofficial/movie/368779584
（非公開）

以下、Twitter鍵アカウントの方の書き起こし
（改行などを入れて見やすくしています。明かな誤字以外は修正していません）。
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西村斉 京都府人権啓発推進室 5/1】
西村（パンフレットを手に）「2ページにある、法律（ヘイトスピーチ規制法）ができる元になった京都朝鮮第一初中級学校襲撃事件と書いてあるんですけども、これはどういう原因かご存知でした？」

担当者「元々そちらでデモ起こされたときのきっかけというのが公園ですかね、京都市の公園の中に朝礼台とか置いておかれたというのが、こういう活動を行われることになった出発点、端緒と言われているのは知っています」

西村「それ（冊子に）書いてないじゃない。原因が書いてなかったら結果もないし、結論もないわけで。原因書いてないと、これ見た人はただ朝鮮人が嫌いで行ったみたいになっとるんですよね。これどうなります？これ」

担当者「去年の6月にヘイトスピーチ解消法できたもんで、自治体のほうに啓発をしなさいという努力規定が。わかりやすくしようということで冊子にしようかということで始めた。その中で具体の話を取り上げていきましょうと」

担当者「これは普通、人権啓発するときに部落差別であっても他の問題であっても具体の事例を取り上げることがままあるんですけど、そのときに京都の事案ということもあって、京都の初中級学校の事件を取り上げましょうということにした」

担当者「そのときにどういう書き方にしようか色々考え、最終的に判決で確定してるじゃないですか。その中で先程も言いましたけど、そもそもの入り口のところは公園の不法占拠ということで始まったと言われているんですけど、判決のところで（つづく」
担当者「つづき）大阪高裁のところで見ていくと、そういう形で被告側のほうは主張されてるけども、結果的に中身を裁判所として認定すると、不法占拠とかそういうことでは言い尽くせないと。これはあくまで在日の方々を排斥・排除をしようと（つづく」
担当者「つづき）というような趣旨の認定がされていたので、全体としては（事件の）入り口の部分は書かずにこの事件を取り上げた」　

西村「判決に沿って書いたと？」　

担当者「そうです」

西村「でもこれ裁判所によってはね、たとえば京都府が行政訴訟起こされても、やっぱり裁判しますよね？そんなんちゃいますと。（略）（冊子から）原因が排除されてるんですよ。原因をなぜ書いてくれんのかなと思うんですよ」

担当者「繰り返しになっちゃいますけど、判決確定しまして、大阪高裁の判決が出て、それを最高裁まで行って、最終的に確定したところで、いま西村さんがおっしゃっている原因のほうがね、明確に否定されてしまってるから」

西村「僕も判決は要点だけ憶えてるんですよ。あのときの裁判長はたしか朝鮮学校は公益性がある」
　
担当者「民族教育をやってる公益性があると」　

西村「そのあとの大阪地裁の判決があるんですよね。大阪朝鮮学校の補助金の裁判の。このときは朝鮮学校は北朝鮮の支配下にあって公の支配下に無いと」

西村「だから補助金をしなくても何でもないという判決出していますよね。だから朝鮮学校は政治的中立性が無いという判決出しているわけです。だから状況は変わってきとるんですよ。もうひとつ、平成26年12月13日、大阪市の朝鮮総連の固定資産税、減免措置の裁判ですね」

西村「大阪の判決は最高裁で出ているのは、ようするに朝鮮学校いうのは朝鮮総連が上部団体。その朝鮮総連が民族差別を理由に市当局に圧力をかけ、当局のことなかれ主義、頓着によって、朝鮮総連の利権が形成され、既得権となってることが断罪されたと」

西村「徳永弁護士いますよね、この事件の弁護士。朝鮮総連が差別を道具に特権を勝ち取り、法の下の平等が歪められてきたことが司法によって明らかになってるんですよね、これ。昔はきちんとした民族教育やっとる学校だとしてもね、状況が変わってきとるんですよ」

西村「公安調査庁が平成22年の段階で言うとるんですよ、学校は朝鮮総連傘下であると。人事・財政・教育内容すべて朝鮮総連より、北朝鮮の指示によって運営してると、はっきり公開答弁しとるんですよ。公安調査庁の長官が。こういうことも踏まえてね、やってもらわんと一般の人、勘違いしますよ」

西村「僕はいいですよ、懲役行って一応けじめもつけて、民事も終わって全部清算しとるんですよ。それはそれでいいんですよ。でもこれ（冊子）新たな書き方、これはないですよ。見てくださいここ。京都市と京都市教育委員会、京都新聞・朝日新聞・毎日・読売、産経省いてね、KBS京都（つづく」
西村「つづき）すべて不法占拠、朝鮮学校６０周年記念式典の後援しとるんですよ。京都府と産経新聞は入ってないけど、あとは全部…（担当者に見せる）よくここ見てください。運動場って書いてあるでしょ。市民の公園を運動場と書いてパンフレット作って無断でステージ作って、大きな式典して（つづく」
西村「つづき）そこに京都市と京都市教育委員会が祝賀まで述べているんですよ、無茶苦茶でしょ」

担当者「そうだけど公園の不法占拠は是正されましたよね」　

西村「こういうことが前提なんですよ。全部グルなんですよ。朝鮮人に対して文句言うたらあかんということなんです、これ」
西村「ヘイトスピーチというのはそういうことなんですわ」　

担当者「言わんとすることはなんとなくわかるんですけど、杓子定規に話しますけど、裁判官って独立ですやんか。裁判も一個一個独立でしょ。一個一個の事件で完結しますやん。いまの話で大阪地裁の固定資産税のこととか、（つづく」
担当者「つづき）朝鮮学校補助金の件とか確定したか知らんけど、これはこれで独立した裁判が行われて確定してるから、だから（冊子に）取り上げた」
　
西村「それは言い訳であって、だから間違いですよこれ。朝鮮学校がまともな団体って言う人、今はいませんよ」

西村「朝鮮学校は知ってますよね？日本人拉致した実行犯ということは」（担当者に誰某が実行犯や覚せい剤密輸について語る）「ミサイルの先にサリンつけて飛ばすやつ、あれも兵庫の朝鮮学校の理事やった金さんが北朝鮮に送っとったんですよね、サリンの材料とか送って、それは逮捕されてる」
西村「そういう学校なんですよ。それを公益性があって日本人と仲良くするために民族教育受けてちゃんとした教育してるって前提書いてあるでしょ」
　
担当者「僕らがここで言わんとしてるのは、確定した判決の中でその事件で行われた言動が人種差別とか差別発言に当たるとか認定されてるわけです」

西村「判例に沿ってやってるわけね。だからその判例は後の裁判でひっくり返っています。だから（冊子は）間違いですよ」　

担当者「いや、だからといってこれ（京都朝鮮学校事件）が否定されるわけじゃない」　

西村「でも道義的に間違いということです。筋的にはこんなもん書いたら笑われる」

西村「（冊子に）120万使ってるでしょ？ようするにこれ、やっぱり今後、言うたとおり、状況は変るんですからね1年1年。やっとバレてきたんですよ」（この後、担当者に近年の北朝鮮をめぐる状況を語り始める。長いのでここでは大幅に省く）

最後のほうで西村はいまの裁判官はダメだの担当者に話す。　担当者のほうは一貫してどのような例を出されても京都朝鮮学校事件については確定したことだから西村の雑談は冊子に影響しない旨を伝える。担当者は最後に北朝鮮がどうであれ、民族を十把一絡げにしてどうこう言うのは良くない旨を伝えていた
（終了）
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参考
【京都地裁】在特会・京都朝鮮学校襲撃事件裁判の判決概要
https://togetter.com/li/574176

【京都朝鮮学校襲撃事件】京都地裁、在特会のヘイトスピーチ街宣に１２００万円超の損害賠償を命令（２０１３・１０・７）
https://togetter.com/li/573809

京都朝鮮学校襲撃事件・民事裁判に関する在特会の「公式見解」とやらをいちおう検討してみた（２０１５・３・４）
https://togetter.com/li/790748

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