★安倍内閣の特徴。異論を述べる者は脅す。森友籠池氏への対応もそう。


★安倍内閣の特徴。異論を述べる者は脅す。森友籠池氏への対応もそう。
今また沖縄翁長知事へ.前知事が出した辺野古沿岸部の埋め立て承認について
「撤回する」と表明。これに、菅官房長官は翁長氏に損害賠償を求める可能性を示唆。
ヤクザの手法。卑劣。ー(孫崎享氏)

A:事実関係1:

翁長知事「承認撤回必ず」 辺野古集会に初参加 3500人、新基地反対訴え

(2017年3月26日 沖縄タイムス)

「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に伴う新基地建設計画に

反対する「違法な埋め立て工事の即時中止・辺野古新基地建設断念を求める県民集会」
(辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議主催)が25日、

米軍キャンプ・シュワブのゲート前で開かれ、3500人超(主催者発表)が

集まった。翁長雄志知事は、名護市辺野古の新基地建設で辺野古沖の埋め立て承認に

関し「撤回を力強く、必ずやる」と初めて明言した。

翁長知事の辺野古での集会参加は就任以来初めて」

 事実関係2沖縄タイムス 3/27(月):菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、

沖縄県の翁長雄志知事が名護市辺野古の新基地建設に伴う

沿岸部の埋め立て承認の撤回を明言したことに関し、実際に承認が撤回された場合、

翁長氏に損害賠償を求める可能性を示唆した。

B:評価

・安倍政権の特徴は、政権と異なる方針を明らかにした者には、

徹底して制裁することにある。

 言論界であれば、活動のメディアから降ろさせる。

 自民党議員であれば役職につかせない。

 官僚にも同様の圧力がかかっているであろう。

・辺野古移転反対は翁長知事個人の見解ではない。沖縄県民の意向を反映してである。

仲井眞知事が辺野古移設に許可を与え、

もともと自民党県議会議員であった翁長氏が辺野古基地反対を掲げ、当選した。

さらに2014年12月の衆議院選挙区で、沖縄の全4選挙区で自民党議員が敗北し、

辺野古移設反対派が当選した。

辺野古移転に反対するのは、沖縄の大半の人の気持である。

・こうした中で、菅義偉官房長官は実際に承認が撤回された場合、

翁長氏に損害賠償を求める可能性を示唆した。

 卑劣としか言いようがない。

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