Ice Talkのジャッキーさんとコフリンさんの会話がすごく興味深かったので抜粋訳!


ジャッキー=J
コフリン=C
C「Big Six…6人で35クワド!信じられない、ショッキング!本当にエキサイティング。」
J「この6人はちょっと他と実力、可能な得点の面で離れている。必ずしよこの6人が最終順位で6番以内とは限らないけど、メダル有力と言える。」
C「この中だとパトリックは異質、SPで2クワドを持っていないし、跳ぶ予定の4T4Sは基礎点が他と比べて低い。彼の強みはコンポーネンツだけどクリーンでなければいけない。最近の試合では3Lzなどの簡単なジャンプのミスがあるので表彰台に乗るには全てを正確にやってGOEを稼ぐ必要がある。」
J「彼がクリーンに滑れば310点台も見えるはずだ。」

J 「今の男子はクワドにフォーカスしすぎてコンポーネンツが犠牲になっているとの声もあるが、個人的には全くそうは思わない。
テクニカルと同じくらいスケートの基礎技術も向上していると思う。」
C 「同意する。この6人を見ると…。
ボーヤンはジャンプが他のエレメンツより大好きということを隠していないけど、それでも意識してパフォーマンスの向上を図っているし、彼が見せる個性に感心している。シーズン当初はジャンプをこなすだけだったけど、シーズンが進むにつれてどんどんコンポーネンツをあげる要素を磨いている。
ユヅルは偉大なアーティストの1人。
ハビエルのカリスマ性はまるでマイケルブーブレが滑っているかのようだ。氷の上で本当に心地好さそうで、それはスケート技術に心底自信を持っていないとできないこと。
ショーマは滑るたびにダイスケが誇りに思えるような滑りをしている。ダイスケと同じように情熱的で、まるで今にも転んでしまうんじゃないかと思うくらい心から没頭している。
パトリックはもっと内向的だけど、やはりピュアなスケーティングスキルという面では群を抜いている。」
J 「パトリックのFSは僕にとってはこれまでのプロの中でも彼のスケートを際立たせる名プロだと思うね。
これまで、ジャンプが得意な選手はアーティストにはなれないという固定観念があったけど、もうそれは当てはまらないと僕は思う。
25年、30年前の話ならわかるけど、今は皆スケーターとして素晴らしい。」
C 「IJSには悪いこともあるし完璧ではないしこれからも議論や進化はするだろう、だってスケーターが常に進化しているのだから。
でも旧採点のときのようにキャメルスピンの真似事をして終わり、とか時速100マイルで駆け抜けて二つチョクトーしてスキップしてステップシークエンスです、の方が良かったとは思えないし、今の細部にまでこだわる採点法はスケートをステップもスピンにも気を配るように進化させたと思う。
レベル取りのためにエレメンツが似たり寄ったりになるという批判もあるけど、それは旧採点でも同じだったし、全体的には素晴らしいパフォーマーとテクニシャンを輩出していると思う。」
J 「スピンやステップが休憩ポイントでなくなったし、音楽性も向上した。トップシックスだけじゃなく、テン、ブラウン、ハンヤン、コリヤダ、ジーらもいる。今は黄金期かな?」
C 「そう思う。四大陸ではネイサンの凄さだけじゃなくスケーターが限界を押し上げる様を見せてもらった。この競技の風景は全く変わったよ。今は本当にエキサイティングで試合のたびに何が見られるのかとワクワクする。
歳をとった時に今を見られて良かったと言える時代。」

J 「ネイサン。シーズン当初はランスルーしているような感じだった。今はすごく進化してる。四大陸優勝から、ヘルシンキではどんな位置だと思う?」
C 「優勝候補だと思う。四大陸ではオリンピックチャンピオンを上回った。ユヅルだってたくさんミスがあったわけではなくて、優勝を狙ってきていたし、演技直後は勝ったと思ったはず。負けて悔しそうにしていた。2人ともにとってとても意味のある試合だったと思う。ネイサンはGPFでフリーをユヅルを上回り、4CCで総合的に勝った。ユヅルはここ数年、「この選手は僕に勝てる、いや、勝ったことがある」と考えながら滑ったことはなかったはずだし、それって新しい心理状態だ。」
J 「それができるのはハビとネイサンだね。」
C 「そう。ハビに対してはリンクメイトだし免疫があるはずだけど、ネイサンのことはもっと衝撃的だろう。ネイサンはこの競技を変えていっている。ユヅルはこれまでユヅル自身が観客を驚かせたり記録更新をしてきた本人だから、こういう経験は斬新なはずだよ。」

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