★萩生田官房副長官が暴露した安倍首相のとんでもない強気-(天木直人氏)

森友学園疑惑追及の国会中継を見た私が一番驚いたのは、安倍首相の答弁ぶりだった。

 その論理破たんやウソもさることながら、私が一番驚いたのはその強気の発言だ。

 ここまで追い込まれているのに、悪いのはそっちの方だと言い返している。

 その姿は、とてもまともな政治家とは思えない。

 いや、政治家どころか、まともな人間の姿ではない。

 そう思っていたら、きょう発売の週刊新潮3月9日号に、

安倍首相の側近中の側近である萩生田光一官房副長官の暴露発言記事が掲載されていた。

 萩生田官房副長官といえば、野党の国会対応を、「田舎のプロレス」と茶化して批判された人物だ。

 その萩生田議員が、国会審議をストップさせて申し訳なかったと安倍首相に謝罪した時の事だという。

 安倍首相は、萩生田議員にこう言ったという。

 「萩生田くん、あんなの謝っちゃダメだよ。何も違っていない」と。

 この安倍首相の強気発言にはさすがの萩生田議員も驚いたという。

 そのことを萩生田議員は2月17日の夜に新宿京王プラザホテルで開かれた

自ら主催のセミナーでしゃべったというのだ。

 驚くべき暴露発言である。

 安倍首相はどこまでも強気であるということだ。

 ということは、今度の森友学園疑惑も、何があっても辞めないということだ。

 そうであるならば、野党は国民を目覚めさせて、

国民の怒りで安倍首相を引きずり降ろさなければいけない。

 いまこそ野党共闘の正念場である。

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