★野党が真っ先に辞任を迫るべきは三百代言の稲田防衛相であるー(天木直人氏)

野党が真っ先に怒るべきは、金田法相の発言より、稲田防衛相の三百代言ぶりだ。

 三百代言とは、詭弁を弄する弁護士をののしっていう言葉らしい。

 「隠ぺい」を「紛失」と言い、「戦闘行為」を「事実上の殺傷行為」と詭弁する稲田防衛省は

文字通り三百代言だ。

 実際のところ稲田防衛省は弁護士だから、まさしくこの言葉が当てはまる。

 それにしても、稲田防衛相の国会答弁はあまりにも政治をばかにしている。

 戦闘行為、武力衝突、と言う言葉を国会答弁で使えば憲法9条上の問題になるから使わない、

とまで言い切っている。

 もはや三百代言を通り越して稲田防衛相の存在自体が憲法9条違反だ。

 野党はいまこそ稲田防衛相の罷免を安倍首相に迫るべきだ。

 稲田防衛相を日本の国防政策の責任者として任命し、擁護し続ける安倍政権は違憲首相だ。

 おりから国連事務総長特別顧問は南スーダン情勢について大虐殺が発生するリスクが

常に存在すると警告する声明を出した。

 南スーダン自衛隊PKO派遣の撤収を求める絶好の機会だ。

 いま、それが出来ないなら、する時がない。

 それほど滅茶苦茶な稲田防衛相の三百代言ぶりである。

Reply · Report Post