★東京都千代田区区長選挙、
小池氏が支持の現職の石川氏が、自民党推薦の与謝野氏を大差で破る。
この勢い確実に都知事選挙に続く。
今日、自民党支援は政策が支援されているわけでない。
底の浅い自民党支持。人々は受け皿を探している。-(孫崎享氏)

A:事実関係

1:千代田区長選確定得票

 当16,371 石川雅己 無現  

   4,758 与謝野信 無新〈自〉 

   3,976 五十嵐朝青 無新

 投票率は53・67%(前回42・27%)。

2:都議会選挙への影響

・小池百合子知事を中心とした地域政党「都民ファーストの会」が、

7月の都議選(定数127)で60人を超す公認候補の擁立を検討。 

都議選は42選挙区で争われる。同会は定数1の全7選挙区で候補者を擁立する方針。

これに加え、残り35の定数2~8の選挙区の多くで複数候補の擁立。

千代田区の出口調査では、都議選で小池氏の地域政党に勝ってほしいかを聞いたところ、

72%が「勝ってほしい」と答えた。

・都議会自民(57人)が最大会派。

B:評価

・今日自民党支持は、政策内容に支持が言っているのではない。

選挙では圧勝をしているが、行き先がないのが事実であり、

それを利用して小池氏支援の石川区長が大勝した。

・この流れは都議会選挙に引き継がれよう。

・東京都議会で自民党が最大勢力である時代が終わろう。

 政党に芯のない民進党も打撃を受け、公明、共産の後ろになることが予想される。

・こうした流れは必ず国政に影響する。

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