★トランプと異なる見解は一言も述べられない安倍首相、
トランプの七か国国民の入国禁止に、
国連事務総長、メルケル首相等批判している中、
又「直ちにコメントすることは差し控えたい」。スネ夫だけしか演じられない。-(孫崎享氏)

トランプは27日の大統領令で、入国審査の厳格化を進める間の暫定的な措置として、

イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンの7か国からの渡航者の米国への入国を

90日間停止した(Forbes JAPAN)。

 これに対して、国連のグテーレス事務総長は30日、

エチオピアでのAU=アフリカ連合の首脳会議で演説、

グテーレス事務総長は、「アフリカ諸国が難民などの受け入れに大変寛容であるのに、

一部の先進国は国境を閉じてしまった」と述べ、

アメリカのトランプ大統領がアフリカなど7か国の人たちの入国を一時的に禁止したことを批判(NHK)

さらに、

 メルケル首相は1月30日の会見で、

トランプ大統領が命じたイスラム圏7カ国の市民の入国を禁止する大統領令を強く非難。

「テロとの戦いは必要不可欠なのは疑いようがない。

しかし、イスラム教のような特定の信仰や出身国を理由に、全員に疑いをかけることは正当化できない」

「このような考えは、国際的に難民を支援・協力しようとする基本原則があるという私の解釈とは相いれません」

 英国首相府スポークスマン「移民受け入れの政策は各国が決定する事、

しかし我々はかかる形のアプローチは支持しない(bloomberg)

 カナダ首相ツイッター「難民受け入れる("To those fleeing persecution, terror & war, Canadians will welcome you, regardless of your faith. Diversity is our strength. #Welcome to Canada."

仏外務大臣はトランプの禁止について、「移民の受け入れは我が国の義務」

 インドネシア外務大臣「我々は強い懸念」

こうした中何もコメントできないというのは安倍首相が対米関係では

スネ夫以上の何物でもないことを示している。

国際社会は安倍首相がどのような発信をしているかに無関心ではない。

ジャパン・タイムズは次を報じた。「トランプの移民禁止が世界的非難を引き起こしている中、東京は沈黙」

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