★歴史に逆行する米国と英国に未来はないー(天木直人氏)

 トランプ大統領が手放しで好意を寄せる首脳がいる。

 それが英国のメイ首相だ。

 その英国は、トランプ大統領を国賓で招き、エリザベス女王が歓迎晩さん会を開くという。

 それをトランプ大統領は光栄だと喜んで応じたらしい。

 けさのNHKニュースが流していた。

 このエリザベス女王こそ、英国のEUからの離脱を望んだ人物だった。

 まさしくアングロサクソン同盟の復活のごとくだ。

 アングロサクソン同盟で思い出されるのがレーガン・サッチャー蜜月時代の米国と英国だ。

 その時、ロン・ヤスと呼び合った中曽根首相もまたサッチャー首相との関係を重視した。

 しかし、アングロサクソン同盟の復活は、世界の民主化という歴史の大きな流れに逆らう事だ。

 歴史の大きな流れに逆らってうまく行くはずがない。

 中曽根元首相はトランプ大統領の米国をどのように見ているのだろうか。

 メディアはいまこそ中曽根元首相の意見を聞いて新聞に掲載したいところだが、

それがかなわないほど中曽根元首相は衰弱しているということなのだろう。

 すべては過去の事だ。

 歴史は常に未来に期待している。

 我々は歴史の大きな流れを読み間違えてはいけない。

 歴史の要請に応えるのが新党憲法9条である。

 これまで世界に存在しなかった、人類の進歩を信じる政党である。

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