市村 悦延 · @hellotomhanks
7th Jan 2017 from TwitLonger
★またまた男をあげた豊田章男トヨタ社長-(天木直人氏)
トヨタの社長が撤退しないと発言した事を知って、トランプはさらに発言を硬化させた。
しかし、それを見た豊田章男社長の対応がまた見事だった。
これ以上トランプを怒らせてはまずいと見てトーンダウンした。
トヨタは米国の雇用を守る、それを理解してもらえる、
そのことで大統領と協力することを楽しみにしている、と迎合して見せた。
これを日和見と見るのは間違いだ。
トランプのような単純な男はむきになって反論すると逆効果だ。
一回かましておけば、あとは理解してもらえると褒めごろしておけばいいのだ。
特に日本はトランプと正面から喧嘩すべきではない。
喧嘩はオバマと中国に任せて、日本は静観する時だ。
オバマはこれからもトランプを批判するだろう。
1月10日に予定されているお別れ演説でも、
オバマの8年間の実績を全否定するトランプを激しく非難するだろう。
米国民の半分はそのようなオバマに拍手喝さいする。
中国はトランプが下手な真似をするとすかさずWTOに訴えるだろう。
WTOに訴えられればトランプの米国は敗訴する。
トランプは政策を変更するか、WTOを撤退するかどちらかを迫られる。
トランプ大統領の将来はまったく不透明だ。
トランプ大統領は、4年の任期を全うするどころか、
米国を統治できずに職を投げ出して、ペンス副大統領にその座を譲らざるを得なくなるかもしれない。
すでにそういう声も米国内に出てきているのだ。
日本は静観するのが正しい。
正しい事は一度言えばいい。
分からなければ行き詰る。
行き詰る相手に手を下すのは愚かだ。
豊田章男氏はまたまた男を上げた。
一度ならず二度もトランプとの会談を急ぐ安倍首相は、その対極である。