★蓮舫代表で民進党は安倍政権と戦えるのかー(天木直人氏)

野党共闘を批判して新党憲法9条をアピールするようでは成功しない、という批判が寄せられる。

 それが野党共闘支持者からの新党潰しならわかる。

 しかし本当にそう思っているならとんだ誤解だ。

 野党共闘がうまく行くのなら、私がわざわざ新党などつくる必要はない。

 うまく行かないから新党しかないと言っているのだ。

 民進党を批判することは安倍首相を喜ばせるだけだという批判が寄せられる。

 これも逆だ。

 蓮舫代表の民進党だから安倍政権は余裕を見せているのだ。

 これから書くこともその一つだ。

 ジャーナリストの高野孟氏が12月22日の日刊ゲンダイ「永田町の裏を読む」で書いていた。

 12月16日に開かれた民進党の両院議員総会は、何と147人の所属議員のうち、

出席したのはわずか54人だったと。

 毎日新聞を読んでいる私だがこれは知らなかった。

 というよりも、新聞はそれを書かなかった。

 書くには忍び難かったのだろうか。

 しかし、これが事実なら、それを許す蓮舫代表、野田幹事長の執行部は機能不全ということだ。

 とてもじゃないがそのような民進党に安倍首相を倒せるはずがない。

 高野氏は民進党の支持者のはずだ。

 その高野氏が今の民進党は「いつまで持つのだろうか」と書いている。

 野党共闘以前の民進党の大問題である。

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