★常岡氏がISの通訳として活動していた事を隠す政府とメディアー(天木直人氏)

クルド系メディアの「ルダウ」というメディアが流し、それを時事が配信した。

 クルド自治政府に拘束されたジャーナリストの常岡浩介氏が、取り調べの中で次のように語ったと。

 すなわちIS指導者の通訳を務めたことがあると。

 仕事ぶりを評価され、ISから名誉勲章をもらったと。

 もしこの「ルダウ」が報じた常岡氏の証言が事実なら、これは物凄いことだ。

 日本にもISのメンバーがいたということだ。

 ところが、この驚愕なニュースを時事が配信したというのに、

日本の大手メディアは一切後追い記事を書かない。

 わずかに二日前の日刊ゲンダイ(11月5日号)が小さく報じただけだ。

 なぜか。

 それは日本政府が隠しているからだ。

 常岡氏の拉致については書かないように政府が圧力をかけて、メディアもそれに従っているからだ。

 そしてあるひ突然、国民は知ることになる。

 常岡氏がクルド自治区から解放されていたことを。

 そして、そのまま日本の当局にテロ容疑で拘束されていたことを。

 同時に常岡氏と交友のあった中田考氏も拘束されていたと。

 実際のところ、常岡氏がクルド自治政府に語ったとされることが本当なら

常岡氏はISメンバーと思われても仕方がない。

 その常岡氏と交友関係にある中田考氏がISメンバーと思われても仕方がない。

 今の世界は、ISのメンバーとわかれば即逮捕だ。

 日本もその例外ではあり得ない。

 なぜならば、追い込まれたISほど危険なものはないからだ。

 そしてISはいままさに追い込まれている。

 日本にISのメンバーと疑わしき者がいるならいつ日本でテロが起きてもおかしくない。

 国民はそれを許さない。

 果たして常岡氏のニュースは、いつ、どのような形で爆発するのだろうか。

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