★政治不在を証明した11月4日TPP法案衆院通過という報道-(天木直人氏)

わが目を疑う報道だ。

 ここまで国会答弁でウソがまかり通っているTPP法案だ。

 あらゆる疑問が未解決のままだ。

 それにもかかわらず11月4日に衆院で承認されるという。

 しかも、それを山井和則民進党国対委員長が、「やむを得ない」と受け入れたと言う。

 そんな民進党にもかかわらず、共産党はそれでも野党共闘だと叫んでいる。

 TPPだけではない。

 あの駆けつけ警護もそうだ。

 誰が見ても内戦中の南スーダンに自衛隊が派遣される。

 野党はそれを止められない。

 おそらく後半国会の争点となる年金改革法案も成立するだろう。

 これを要するに、もはや野党は機能していないということだ。

 そして、野党共闘は失敗に終わったということだ。

 それにも関わらず、野党は野党共闘に固執する。

 安倍暴政を止められないのに、なぜ野党は野党共闘に固執するのか。

 それは選挙で議席を少しでも増やしたいからだ。

 少しくらい増やしても安倍暴政は止められないのに、それでも議席を増やそうとするのは、

国民のためではなく自分たちのためだ。

 究極の政治不在だ。

 あたらしい政治システムをつくらなければ国民は救われない。

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