市村 悦延 · @hellotomhanks
26th Oct 2016 from TwitLonger
★高樹沙耶の逮捕が昭恵夫人の責任追及に波及しない理由ー(天木直人氏)
女優の高樹沙耶が大麻取締法違反で逮捕された。
彼女がもし参院選で勝っていたら、政治家になった途端逮捕されただろう。
彼女を立候補させた新党改革(荒井広幸代表)とともに潰されていた。
しかし新党改革は自滅してなくなり、もはや潰すまでもない。
かといって、明白な高樹沙耶の大麻所持は放置できない。
そこで、今ごろになって逮捕したのだ。
この高樹沙耶の逮捕劇を見るまでもなく、権力側は情報を握っている。
そして麻薬所持は中国の日本人死刑やドゥテルテ大統領の強硬姿勢を見ても、
誰も文句の言えないほど、絶対悪だ。
権力側は麻薬所持に関するあらゆる情報を握って、いざという時にそれを持ち出す。
本人はもとより、子供や親族が麻薬所有でつかまった政治家や官僚は、報じられただけでも多数いる。
彼らが度を越した安倍批判をやれば、いつでもそれを持ち出して潰せるのだ。
彼らは権力とは戦えない。
さて、前置きがながくなった。
それでは昭恵夫人の責任は問われなくてもいいのか。
村おこしの若い担い手である大麻加工販売会社代表の上野俊彦容疑者(37)が
逮捕されていたことが明らかになったのは10月17日だった。
その上野代表を、安倍首相の昭恵夫人が訪れ、その事を雑誌や自らのフェイスブックで宣伝までしていた。
上野代表が主張し、やっていたことは、高樹沙耶のそれと基本的には大差ない。
この昭恵夫人の事を書いていたのは10月20日の日刊ゲンダイと
今週号のサンデー毎日(11月6日号)ぐらいだ。
しかし、いずれも高樹沙耶の逮捕の前に書かれたものだ。
はたして高樹沙耶の逮捕で昭恵夫人の責任問題に言及する大手メディアは出てくるのか。
絶対に出て来ないだろう。
この国の大手メディアのダブルスタンダードぶりが証明されることになる。