#shogi 東西合同説明会に関する所感


皆さんも各種報道をご覧頂いただろうか。最前列で谷川浩司会長の右斜向かいに着席したが非発言だ。本題だが、私は“処分”に関して慎重論を採る。思考系機能可の携帯端末は、東西遠征時や地方登録棋士に限らず持参可と認識する。対局中は立会人か手合課または守衛室に貸与の予定だ。

三浦弘行九段の個人所有となるPC及び携帯端末に関しては、(公社)日本将棋連盟側の主張と三浦九段の主張http://mainichi.jp/articles/20161022/k00/00m/040/133000cで矛盾している様だ。「連盟に貸与しているPCが返却され次第、専門機関に再貸与して携帯端末共々調査」と解釈した。

常務会による休場措置は「三浦九段による意向の了承で処分に非ず」旨の説明だが、届けの提出及び期限の設定に関する協定は相互の口頭でのみ行われた。応答の事実こそ常務会側の非公式記録に明記されているが、三浦九段が最初の書面の通り否定すれば法的に根拠とし難いだろう。

かく言う私も、定款と対局規定及び奨励会規定などとの関連性への認識が不足していた。「定款は正会員に就いて規定しているのみで、正会員を含む対局に関する各種規定は独立項目」「対局に関する各種決定事項は、定款が身分を定める常務会の専管が基本」が正しい様だ。

人治主義の傾向があるが、さて置き公益社団法人として関連法規に抵触せず所轄の公的機関が了承していれば後は運用側の問題となる。それにしても、タイトルや称号は所有者の獲得物に他ならない筈だが、国軍に取っての統帥権と同じく借用物に過ぎず私物化厳禁に思えて来た……

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