★若い人達に問う。今日本が米国に言われているのは「血を流せ」、それが安保法制。
貴方達の世代の自衛官が「血を流せ」の任務で殺傷された時、
あなたたちは「止めさせるべき」というか「彼ら自衛官を選択したんだろ」というかー(孫崎享氏)

米国が日本に要求していることは、

先ず①「SHOW THE FLAG(旗を立てろ)、

次いで②「BOOTS on THE GROUND(戦場に軍靴を)」

そして今③「SHED THE BLOOD(血を流せ)」である。

 どうしても付け加えておかなければならないのは、

西側が行っているテロ戦争でテロは減少せず、増大しているということである。

年 テロ犠牲者数(人)

2000年 405、

2001年 3,547、

2002年 725、

2003年 625、

2004年 1,907、

2005年 14,602、

2006年20,498、

2007年22,685.、

2008年15,765、

2009年14,971、

2010年13,186、

2011年12,533、

2012年11,098、

2013年17,891

2014年 32,727

 安保法制の下で自衛隊員が「駆けつけ警護」などで派遣されれば、早晩死者が出る。

 その時、若い世代はどう反応するだろうか。

 まず、亡くなるのは自衛隊員であって普通の人ではない。

 私は10月10日、ある大学で講演しその時、次の問いをした。

 貴方達の世代の自衛隊員が死ぬとしよう。どう反応しますか。

1. 死者をだすのはよくない

2. 自衛隊員は死を覚悟して自衛隊に入ったはずである。だから仕方がない。

私の驚くことに、100名位いた学生はほぼ皆が1を選択した。

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