★1月解散はあると書いた東京新聞ー(天木直人氏)

1月解散風がここにきて加速している。

 1月解散の憶測記事が出ない日はないぐらいだ。

 果たして本当に1月解散はあるのか。

 きょう9月30日の東京新聞「政治の岐路 9月をつづる」で、金井辰樹政治部長が書いている。

 安倍晋三首相が来年1月に衆院解散に打って出るという憶測の根拠はいくつもあると。

 年末に衆院選挙があった2012年と2014年は、自民党党大会は3月だった。

今度も通例の1月から3月に延期されたと。

 12月15日の安倍・プーチン会談で北方領土問題が進展すれば安倍支持が高まり、選挙に有利になると。

 公明党の山口代表が1月を容認したと。

 今年の12月で衆院議員の任期4年の折り返し点が過ぎる。

2年経てば議員の心理として覚悟をするようになると。

 そのようにいくつかの条件を並べた上で、金井政治部長は最後にこう書いている。

 1月解散のカギを握るのは実は野党・民進党なのかもしれないと。

 今度の国会論争を通じて蓮舫民進党が浮上すれば安倍首相の解散に向けた決断は鈍るだろうと。

 その逆に蓮舫代表がしぼんでいけば、安倍首相は解散に向けてアクセルを踏むだろうと。

 なるほど。

 答えはあきらかだ。

 つまり金井政治部長は1月解散はあると言っているのである。

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