kanacurry

かり~ · @kanacurry

29th Sep 2016 from TwitLonger

「第8回タイピングサミット参加メモ」の補足


前回の参加メモ(http://www.twitlonger.com/show/n_1sp4lkb)でいくつか書き漏らしたことなどを、ゆるく書いていきます。


◆TODはCONTINUEした方が負けになる話
今までTOD対戦はスコアで競うものだと思いこんでいたのですが、CONTINUEした方が負けだということを今更知りました。ということで、正式なdqmaniacさんとの勝敗は6勝6敗だそうです。
まあ今回の仕上がりに関しては負け越してもおかしくないくらいの手応えだったので、引き分けであれば上出来でしょう。むしろその方が、来年のタイピングサミットで決着のつけがいがあるというものです。
「来年は俺様が返り討ちにしてくれる!」くらいのことは言っておきましょう。


◆糸電話でのTakさんが神だった話
2日目、ゲリライベントのタイピングリレーの時に、指示→かり~、打鍵→Takさんでやりましたが、とにかくTakさんが神がかってました。なんせ「ええっとなんだっけ、これ・・・」って言っただけで、「・(中点)」を出してくれましたからね。
糸電話で苦しむ人々を数多く目にした結果、慎重になりすぎてかなり細切れに指示を出してしまいましたが、Takさんを信頼してどんどん文章をぶん投げればよかったです。


◆公式大会の記録を見た感想
リレーの成績については大体中堅くらいの成績ということで、タイピング自体ではそこまで足を引っ張ってなかったようなのでほっとしています(かな⇔ローマの切り替えで手間取ったり、リレーに穴を開けたりはありましたが・・・)。実用入力については今後も時間の制約上、練習する予定はまったくないですし、そこに関してはこだわりなく、ゆるく楽しめればいいかなと思っています(もちろんイベント中は全力で打ちますが)。
とりあえず今回に関しては、二人羽織が全体2位という結果だけでたいへん満足しております。
むしろ反省としては、今回は自分がかな入力をメインでやっていることを盾に、英語やクソワードを他の人に押し付けてしまったので、そこは大変申し訳なかったところですね。周りからすれば「お前がかな入力しか打てないとか知ったこっちゃない」という感じだと思うので、来年以降も似たような公式イベントがあれば、次は英語だろうがクソだろうがなんでも歓迎、の精神で行こうかなと。まあ運営の方々としてはかな入力で打つことを前提に戦力を振り分けているでしょうから、少し悩むところではありますが。その辺は他のチームメンバーとの兼ね合いですかね。


◆Zタイパーへの道に関連して
先日、「自分の総合ZJ到達時期がわからない」という内容のツイートをしたところ、のんさんやウェルさん、dqmaniacさんから確認方法を教えていただきました。せっかくの機会なので、それ以外にも自分の中であやふやな昔の記憶を補強するために文章をまとめてみます。

タイプウェルに関して秀でた実績があるわけでもないので、何か有益なアドバイスをしようというつもりもありません。あくまで個人的なメモに過ぎませんが、それでもよければお読みください。
(元々、この後の部分だけ先に書いていたので、ここから文体変わります)


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●自己紹介
使用キーボード:東プレRealforce89U
2000年頃? dqmaniacさんのサイトを見て、美佳かなを始める
2001年3月 タイプウェル国語K公開に伴いタイプウェルを始める
2002年3月 総合ZJ達成
 (当時のランキング:https://web.archive.org/web/20020409064323/http://www.twfan.com/twjwk.html)
2002年12月 TOD2003公式大会優勝(かな部門)
2003年12月 TOD2004公式大会優勝(かな部門)
2004年 大学入試などにより、タイピング界からフェードアウト。
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2011年 タイパー10周年オフで久しぶりにかな入力を打つ。
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2014年 dqmaniacさんから第6回タイピングサミットに誘われ、タイピング復帰。

●タッチタイピングを覚えたきっかけ/初めての運指は標準or我流?
 家にワープロ専用機があり、それで遊んでいるうちに少しずつ標準運指でかな入力を覚えたのだろうと思う。
 一部運指が怪しい部分を、美佳かな開始時点で標準運指に矯正したような気がする。

●Zタイパーを目指したきっかけ
 ほとんど記憶にないが、たにごんさんに基本常用語だけでも追いつこうと練習している間に気づいたらZJに到達していた、という感じだったようだ。

●Z到達までに要した期間/一日の練習時間
 上の年表によると、タイプウェルを始めてからは1年。その前の時期も含めると2年らしい。
 当時のことはほとんど覚えていないが、タイプウェルに限れば練習時間は1日1時間くらいだったと思う。

●練習継続(モチベーション維持)の秘訣
 当時はdqmaniacさんやたにごんさんなどの存在がモチベーションの源泉だったし、今もdqmaniacさんをはじめ他のタイパーの存在がタイピングを練習する動機の大部分を占めていることに変わりはない(たとえば極端な話、ランキングもTwitterもタイピングサミットもなければ、タイピングを続けてないと思う)。
 また「記録更新」と「練習」を分けるとき、個人的には後者の方が好みなので、そちらに意識的に多くの時間を割くようにしている。記録の出来不出来に自分のモチベーションを影響されたくないという気持ちが強く、自分のモチベーションを高める目的で記録の目標を掲げることもほぼない。

●記録が伸び悩んだことがあったか。伸び悩んだ時にどのような練習を行ったか。
 現状「記録が伸び悩んだ」と言えるところまでタイピングをやりこめていないので特にない。

●腕や手の痛みを感じたことがあるか。痛みを感じたとき、腱鞘炎になったときどのような対応を行ったか。
 幸い腱鞘炎になったことはないが、痛みを感じることは頻繁にある。特に、タイピングサミットやInterstenoオンライン大会、古くはTOD全国大会などイベントの直前はどうしても練習量が増えてしまうので、疲労や痛みを意識することが多くなる。そういう時に「思い切ってやめる」という選択肢が取れていないので自己管理が甘いし、腱鞘炎になっていないのも単に運がいいだけなのかもしれない。
 ちなみに練習を抑えるために打鍵数計測ソフトを導入したこともあったが、「今95,000か、キリがいいところまで後5,000打ってしまおう」などと色々と理由をつけてはタイピングをしてしまい、結局意味がなかったのですぐに消した。
 一応、いま心がけていることとしては、目的が曖昧なまま惰性で練習をしないこと、なるべく指に負担がかからない練習法を選ぶこと、こまめに休憩を挟むこと(タイピングに関連する「作業」を練習の合間に入れること)、入浴時にストレッチをすることなどがある。

●運指の最適化について
 最適化は現在も一切行なっていない。少なくとも自分の主戦場であるTODでは必要性を感じていないので。面白そうだとは思っているのでWTで将来伸び悩んだ時に取り入れるかもしれないが、TWでは今のところ導入を考えていない。
 おそらくだが、TWで最適化をするメリットの一つとして「今日は○○○の運指を最適化できた」という形で単語単位での成長が実感しやすいことがあるのではないかと思う。逆に標準運指はそういう「小さい成長の実感」が比較的得にくいスタイルだと思うので、練習したい単語などを取り出して練習するなど、なるべく小さな成長を実感しやすいように意識している。

●ミス制限練習について
 これまでほとんどやってこなかったが、先日のテルさんの放送をみて、今後は練習の一環として取り組んでみようという気になった。もっと「ワードとの対話」をしていきたい。

●他のソフトとの併用について
 現在はWTやTypeLighter、タイプウェルFTなど、ワードが編集できるソフトを積極的に活用している。
 私の場合はタイプウェルだけで練習しているとどうしても練習の焦点がぼやけやすいので、上に挙げたソフトを使って、練習する単語の数を制限したり、一回の打ち切る長さを短くしたり、同じ語群を何度も打ったりしている。そうすると記録の伸びるからというよりも、色々と練習を考えて試すのが楽しいことや、「思い込み」が強化されることがこうした練習の自分にとっての大きなメリット。
 ただし他のソフトを活用する弊害としてタイプウェル自体での練習回数が圧倒的に足りていないので、私の場合むしろ記録を伸ばすという意味ではもう少しタイプウェルを打つ頻度を多くした方がよいのだろうと思う。

●Zタイパーになれる人となれない人の違い
 人それぞれスタートも違えば環境も違うので、十把一絡げに論じることにそれほど意味を感じないが、ただ自分なりの取り組み方や楽しみ方をしっかり見つけられた人が強いとは思う。
 ちなみに自分に関しては、身も蓋もないが「環境がよかった」の一言に尽きると思う。ライバルの存在に恵まれたこともあったし、当時は今のように上位が突き抜けていなかったので、自分たちで開拓しているという楽しみもあった。また、タイピングを始めた頃は練習時間の確保にまったく苦労しない状況だったのも大きい。10代だった頃と比べて、30代になったことで伸びが鈍ったという感覚はまったくないが(むしろ今の方が成長の可能性を感じている)、練習時間の確保に悩むことは増えた。とはいえ、手の体力がある方ではないので、むしろある程度は練習時間に制約がある方が逆によいのかもしれない、と思うこともある。

●今後の目標
 一年後の目標については前回のメモで書いたとおり。
 一年間という長いスパンでかな入力を集中的に練習するのは十数年ぶりなので、どれくらい伸ばせるのか(あるいは意外と伸びないのか)、自分でもよくわからないし、楽しみにしている。
 その先については、今はまだまったく考えていないが、とにかく練習してみればきっと何か見えてくるものがあるだろう。

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