★「池田大作は健在である」という公式発表を垂れ流した朝日-(天木直人氏)

きょう9月22日の朝日新聞が「創価学会はどこへ」と題して、

原田稔(はらだみのる)創価学会会長とのインタビュー記事を大きく掲載した。

 その冒頭は、「池田大作名誉会長は88歳。最近は表立った活動を控えています。

体調はいかがですか」という問いに対する、原田会長の次の言葉で始まっている。

 「元気にしておりますよ。執筆活動などに専念しています」

 そして、その後も、次のようなやり取りを紹介している。

(最近はいつ会ったのかとの質問に)ええ、この夏の研修で。

(重要な判断は可能なのかとの質問に)

「もちろんです。ただ、数年前からは、基本的に運営は執行部に託し、見守っています」

 この原田会長の発言は事実だろうか。

 もちろん我々にはそれを確かめるすべはない。

 しかし、創価学会は単なる宗教団体ではない。

 公明党を政権政党に据えて我々国民の命と暮らしを左右する政治的影響力を及ぼす政治組織だ。

 そして池田大作氏はお飾りの名誉会長ではない。

 創価学会と公明党を動かす絶対的な影響力を誇示してきた人物であることを国民は皆知っている。

 だから国民は池田大作氏の現在について、真実を知る権利がある。

 朝日新聞はそれを検証して国民に知らせる義務がある。

 それにもかかわらず、このインタビュー記事は、原田稔会長の言葉をそのまま繰り返しただけだ。

 結果として池田名誉会長の健在ぶりを強調しただけだ。

 いったい朝日新聞はこのタイミングで

このような創価学会の公式発表を垂れ流しただけの記事を書いた理由はどこにあったのだろうか。

 理解に苦しむきょうの朝日のインタビュー記事である。

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