パネルディスカッションPLUS 1分の壁を超えて


 9月17日から19日にかけて開催された大規模タイピングオフである第8回タイピングサミット。その3日目に開かれたパネルディスカッション「Zタイパーへの道」では、多様なバックグラウンドを持つ5人のパネリストが、これまでに熟成させてきたタイピング理論を語りました。自分自身もパネリストのひとりとして参加させていただきましたが、時間調整係という立場上、各質問に対してほとんど一言ずつしか喋ることしかできなかったために、ほとんど意思や考えを伝えることができなかったのではないかと思い、本投稿をするに至りました。それぞれの質問に対し、1から考えなおした上でそのすべてを書いていますので、パネルディスカッション自体をご覧になった方でもなっていない方でも読めるものになっていると自負しています。
 それでは、早速質問に移ります。


Q0. 自己紹介
HN paraphrohn
使用キーボード Realforce 91U(偏荷重): 定額給付金で購入後、約2億打鍵
2003年 打鍵トレーナーにてタイピングに触れる
2007年 UTypingを開始
2011年8月11日 タイプウェル国語R開始 常用29.009秒 (拡張は記録なし)
2011年8月21日 国語R総合ZJ達成
2011年9月12日 国語R総合ZI達成
2011年11月21日 国語R総合ZH達成
2014年 WeatherTyping Lv11(qwe)達成
2016年 Intersteno 2016 Internet Contest 多言語部門1位
2016年 タイプウェル英語 5分で総合ZJ達成


Q1. タッチタイピングを覚えたきっかけは何ですか? はじめての運指は標準or我流?

 当時行きつけだったサイトに書き込もうとしたところ、「当サイトに設置している打鍵トレーナーで150を出せない方は書き込まないでください」というとんでもない注意書きがあったので、しぶしぶ記録を登録しに行ったのが始まりです。当時の記録は152で、ギリギリ書き込みが許可される程度のスコアでした。当時のランキング1位が670程度のスコア(単語・記号中心だったため今考えても速い)を出しており、世の中の人間はこんなにも凄いのか! と思ってタイピングを真面目に始めるに至りました。今考えればとんでもない制度ですねこれ……150以下の人は日本語能力に問題がある、というのも分からなくはないですが。
 運指については、他に頼れるものもなかったため、完全な標準運指で始めました。自分自身まだまだいい子ちゃんだったので、ちゃんと勉強すれば速くなれる、と信じて疑わなかった時代でした。


Q2. 総合ZJ到達までに要した期間は? 一日の練習時間はどのくらいでしょうか?

 国語Rは、上に書いたとおりタイプウェル開始から3日。タイピング開始から数えれば8年といったところです。英語は、5分。正確には2011年に一度記録を登録しているので5年ということになりますが、実質5分でしょう。5分です。あまり他のゲームの実力をタイプウェルに当てはめることはしたくないのですが、2008年の時点ですでに打鍵トレーナーの記録は700/分を超えていたので、この頃にタイプウェルをガチっていれば国語R総合ZJには到達できていたのではないかと思います。
 一日の練習時間は、タイプウェルをガチっていた頃は1日あたり平均40分程度でした。本番で発言した90分はどう考えても盛り過ぎですね。一方で、Interstenoをガチっていた頃は週1時間です。TypeRacer対戦会30分+1分練習×10+10分練習×2で、ちょうど1時間になるように調整していました。WTの頃も全然練習していなくて、週1時間位だったと思います。


Q3. 練習持続(モチベーション維持)の秘訣はありますか?

 僕の場合は、とにかく手頃な人間に敵愾心を持つのが練習持続のきっかけでした。個人名を出すと、打鍵トレーナーをやっていた頃はo-ckさんの半分目標 → ろくすとさん目標 → munetaさん-50目標と遷移していました。タイプウェルでは、もっぱらのんさんと煽り合う日々でした。始めて1週間で抜かしてしまったので一方的に煽ってた感じもありますが、常用だけ負けていたのでその一点のみ煽られていました。この点で、非常にいいライバル関係だったと思います。
 しかし、この手法は大きな問題点を抱えており、「相手との差が開きすぎてしまう」「相手がやめてしまう」といった簡単なことで一気にモチベーションが消滅してしまいます。そのため、よっぽど周りに恵まれていない限りおすすめできるものではありません。実際、2012年はじめにタイプウェル国語を引退した際の理由は表向きには重度の腱鞘炎ということにしてしますが、裏にのんさんのタイプウェル自然消滅があったのは間違いないと思います。
 現在は、とにかく楽しいと思えるタイピングを行うことで、モチベーション維持と言うより、自然とタイピングを続ける環境作りに徹底しています。というか、楽しいタイピング以外やりたくないというだけですが……例えば、UTypingや多言語タイピング、他にも仲の良い人とのWT・Typeracer対戦や、国旗当てタイピングゲームのようなものです。タイピングを行うことが「快」である限り、モチベーションは周りの環境に左右されず、常に高い状態を保つことができますので、是非自分が楽しいと思えるタイピングソフトを見つけてみてください。

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Q4. 記録が伸び悩んだことがありましたか? 伸び悩んだ時にどんな練習を行いましたか?

 始めて3日や5分で伸び悩むはずがありませんよね。そもそも英語は記録5個でZタイパーですので。タイピング歴全体としても、タイピングをしていない時期を除いてはそれほど伸びが鈍ったこともありません。
 さて、「上達を意識して」タイピングをやっている限りは、一切成長がない、ということはまずありえないと考えています。成長が記録の更新やミス数の減少、平均記録の向上など目に見えやすい形で現れている限りは、誰も「伸び悩んでいる」とは思わないでしょう。一方で、例えばまぐれで記録を大幅更新してしまった後などでは、このような成長は実感しにくいのかもしれません。しかし、そのような時であっても、意思を持ってタイピングを続けている限りは何かしらの成長があるのです。「スリジャヤワルダナプラコッテ」の「jayawar」がちょっとだけいつもよりスラスラ打てたとか、「匝瑳」を見てから「sousa」と指が動くまでにかかる時間が0.1秒短くなったとか、その程度のもので構いません。とにかく以前の自分と比べて変化・改善されている点を見つけ、成長に「気付く」ことが重要です。そして、その気付いた成長点をきっちり練習して身体に覚え込ませ、定着させることではじめて人間は成長できます。実力が伸び悩んでいる、という人は、自分の成長に気が付いていないだけかもしれません。成長に気がつくためには、今の自分の実力を正確に知っておく必要がありますので、十分な量の打ち込みを行っておくのが必須であることは言うまでもないでしょう。

 以下は余談になりますが、小さな成長を実感しやすいゲームの一つとして国旗当てタイピングゲームがあります。国旗を知っている/知らないという明確な基準で記録が決まりますので、「前回は答えられなかったけど今回は答えられた」というだけで、確実に成長に気付くことができます。自分の場合、このような「気付いた」国旗については一回で覚える事が出来ましたが、「適当に打ったら当たったけどこれ前回正解したんだっけ……?」というような国旗は、結局最後の10個程度にまで残ってしまったということがあります。以前の自分との差分をきっちり取っていくことが重要なのだと気付かされた瞬間でした。

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Q5. タイパーの大きなリスクである腱鞘炎。腕や手の痛みを感じたことがありますか? 痛みを感じた時、腱鞘炎になった時どのような対応を行いましたか?

 実を言えば、2012年頭にドアノブを回すことさえできないくらいの腱鞘炎になったことがあります。それ以前にも2008年に、以降でもかなりの頻度で腱鞘炎には悩まされています。
 腱鞘炎になった大きな要因は「BMSによる高度の負荷」に加えて「タイピング中の激しいポジション移動」が重なったことであると現在は考えています。実際、BMSまたはタイピングのいずれかに集中している限りでは、重度の腱鞘炎になったことはありません。BMSに限らず、タイピングと異なる負荷のかかるゲームは控えめにしたほうがよいでしょう(テルさんもこのパターンでした)。
 実際の対処としては、まず「手が痛くなってからタイピングをやめるのでは遅い」というのがあります。手が痛くなっているということは既に炎症が起こっているということなので、確実に組織はダメージを受けています。そのような状況が繰り返されればやがて慢性的な炎症へと進行していきますので、一度でも痛みを感じたならば、それ以降は痛みを感じる前にスパっとやめてしまうのが良いでしょう。
 慢性的な炎症となってしまった場合は、素直にタイピングをやめるのが最善です。僕の場合、最も重かった2012年頭のものでも、半年程度間を置けばある程度BMSができるくらいには回復してきました。ここの決断は早ければ早いほど良いと思います。
 テルさんは、腱鞘炎になった際に病院にも通い、治療を行ったと聞きますので、もしどうしようもなく治らないというのならば、テルさんに相談してみるのもひとつの手だと思います。


Q6. 運指の最適化を行っていますか? 運指定着のためにどのような練習をしましたか?

 やや古いですが、effortさんのページに運指表が載っています。
http://www44.atpages.jp/effort0208/
実際はここに載っているものから、右小指に;と@が追加、右親指にbnmが追加など、多くの変更が加わっています。

 最適化を始めた理由は後で述べるとして、基本的に最適化は「不愉快な単語をなくしていく」という方針で行っています。普通にTWなどを打っていると、明らかに減速してしまう単語や、ミスが多発する単語など、「不愉快な単語」というものがある程度決まってきます。「わざわざ」「うんぬん」などはその代表格でしょう。このような「不愉快な単語」にぶつかった時に、どうやったら不愉快でなくなるかというものを考えるのが最適化の一歩目です。「うんぬん」であればuを右中指で取ることで明らかに人差し指の負担が減り、打鍵速度が向上することでしょう。「冬」でも同様にuを右中指で取ることで大幅に負担軽減が図れます。このように、一つ一つの単語に対して明確な方針を定め、実際のタイピング中にはその単語のみを強くイメージし続けて可能な限り最速で最適化した運指を繰り出すことを繰り返すことで、最終的には無意識に最適化された運指が出てくるようになります。これが最適化の二歩目です。
 上の例では意図的に「uを右中指で取る」最適化を示しましたが、このようにいくつかの単語の最適化を行っていくと、やがてその共通点が見えてきて、単語に関係なく「uを右中指で取る」などの「動き」そのものが無意識化されて行きます。すると、今まで最適化を考えていなかった単語に対しても、自然とuを右中指で取ることで最適化が行われるようになります。これが最適化の三歩目で、ここまで来れば、後はただ打ち込むだけで、特に最適化の練習をすることなく身につけていくことができるでしょう。
 このようなことがあって、実は自分は最適化のための練習というのはほとんどしたことがありません。もし突如最適化を思いつけば、その次のトライアルにはすでに最適化された運指が出てきますし、特に考えていない単語についても、その場で咄嗟に最適化運指を繰り出すことができます。この点に関しては自分は極めて恵まれていたと言えるでしょう。
 このような練習をするにあたっては、タイプウェルももちろん良いのですが、個人的には「決まった単語が」「決まった位置に」「決まった速度で」出てくるUTypingが極めて有効であると考えています。UTypingはその性質上、簡単な曲であってもほぼ必ず高速打鍵を余儀なくされるシーンが存在します。
https://www.youtube.com/watch?v=Qcygo2jEgJw
 上の動画では、最初と最後のラップ部分を除いてはゆったりしたリズムで歌詞が流れてきますが、その中でも数カ所は歌詞のサークルが重なっており、瞬間的に1000kpm近い速度を要求されています。このような「瞬間的な難所」を攻略するには、それぞれの難所に対する最適化が必要となってくるため、ゲーム内で高得点を目指していくうちに自然と最適化が身に付いてくることでしょう。

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 以下余談。自分が標準運指をやめて我流運指になった理由は、他ならぬo-ckさんの運指表を見たことにあります。小指を完全に捨て、その場の思いつきで運指を組み立てる……これほどに楽しく、快適で魅力的なゲームがあったとは思いもしませんでした。標準運指を捨てたのは打鍵トレーナーで500を超えたあたりでしたが、意図的に、それもかなり急激に我流運指に変えたことにより速度が下がることはほとんどありませんでした。むしろ、これまで不愉快だった単語の数々がスラスラと打てることに痛く感動し、元の運指に戻すということは(たとえ遅くなっていたとしても)ありえなかったでしょう。
 今行っている中でも特徴的なものは、gebahyou43724798やaruminiumu2487878767などでしょう。親指の導入も、特に抵抗なく行えました。c打ちとxn打ちはほとんど導入していませんが、その場の思いつきでやることはたまにあります(-ca942など)。


Q7. 記録更新を狙ったトライを続けると乱打になってしまう…正確性アップのためのミス制限練習を行っていますか?

 ぶっちゃけテルさんのパネルディスカッション個人の部でほとんど語り尽くされてしまった感じはありますが……個人の見解としては「ミス99を超えない限りはどれだけミスしても構わない。ただし、詰まったら終わり」というスタンスを貫いています。
 詰まりやすい単語、減速しやすい単語と言うのはやはり「不愉快な単語」であるので最適化の対象となるわけですが、最適化してもなお不愉快な単語というものは存在します(沢田がわざわざざわざわ騒ぐ)。そのような単語については、どこまでの速度なら詰まらずに打てるか、というのを予め把握しておく必要があり、結局のところ自分の実力の正確な把握が必須となってきます。これにはかなりの打ち込みが必要であり、容易にできることではありません。ですが、どこまでも上を目指すのならば欠かせない要素でもあるので、是非頑張ってみてください。

後はテルさんのブログをご参照ください。別に面倒になったわけじゃないですよ。自分が正確性低いので何も言えないだけです。
http://uta202.blogspot.jp/


Q8. 常用と拡張はどのようなバランスで練習していますか? R漢字・Kカタカナ語・Oすべキー等、初見では対応が難しいモードはどのように練習しましたか?

 現在の打ち切り回数は常用359回、カタカナ98回、漢字163回、慣こと57回となっています。周りと見比べてみて、凹み気味の種目を伸ばしていく方式を取っていたため、バランスについて意識したことはありません。
 対応が難しいモードについては、ただひたすら打ち込むことで認識速度の向上と、指の動きの染み込ませを行いました。特に対策は行わず、しかし上で述べた「成長の気付き」は意識しながら練習を行っていたと思います。昔行っていた漢検の勉強や、普段身につけているムダ知識などのおかげで、漢字はそれほど苦労しませんでしたが……


Q9. タイプウェルの記録を伸ばすのに役立つ他のおすすめタイピングソフト・タイピングサイトはありますか?

 短期的に見れば、タイプウェルをし続けるのが最上です。苦手単語の練習や、最適化の練習にTypeLighterなどの練習ソフトを導入するのは有りだと思います。自己ベストを出したワードセットをそのまま別のソフトに持ち込んで固定文練習を行い、30秒近い全力打鍵に慣れるのもよいでしょう。しかし、最終的にはタイプウェルそのものへの習熟度が大きくモノを言いますので、あまり別のソフトを触ってしまっていると、短期的な目標の達成は遅くなるでしょう。
 上では散々にUTypingや国旗当てタイピングゲームを挙げていますが、これらはあくまで土台作りに過ぎません。UTypingは最適化を行う感覚を、国旗当てタイピングゲームは成長に気付く感覚を、それぞれ身に付けるためのもので、言うなれば「タイピング学初歩」のようなものです。タイプウェルは「高速打鍵・長時間・休憩なし」と応用中の応用であるので、これらのソフトがタイプウェルの記録に直接影響することは無いでしょう。しかし、身に付けておくことでタイプウェルでの限界記録が上昇する……かもしれません。


Q10. Zタイパーになれる人となれない人の違いは何だと思いますか?

 「タイピングをやる人はZタイパーになれます。ギャーギャー言って何もしない人はなれません」この発言を取り下げるつもりはありません。
 ここで「タイピングをやる」というのは、文字通り「上達のためにタイピングをやる」ということです。記録が伸びなくても、煽られても、仕事が忙しくても、とにかく上達を信じてタイピングを続ける人は必ず成長していきます。
 一方で、「壁がある」「指が短い」「運指が悪い」「時間が取れない」「タイプウェルなんて速くなっても意味が無い」などと言い訳を垂れ流す人は、そもそもこの時点で上達を諦めてしまっています。その諦めが脳の処理速度に影響を及ぼし、指の動きに影響を及ぼし、そして記録に影響を及ぼしているのです。ランクZJに壁はありません。タイムは常にアナログで、不連続ではありません。指が短いなら、短くても対応できるキーボードを買うか、運指を変えれば良いのです。運指が悪いと自覚があるなら、矯正を行えば良いです。時間が取れなくても、10回打ち切り、たかだか10分弱です。続けられないはずがありません。タイプウェルで速くなることに意味を感じられないなら、やめてしまえばいいんです。それ以上騒ぐことはありません。
 この点で、珠さんの言う「思い込み」は有効な手段というよりも、もはや必須と言っても良いでしょう。「Zタイパーになれる」と「思い込」めないというのは、「Zタイパーになれない」と「思い込」んでいることに他なりません。


Q11. 今後の目標をどうぞ!

 会場では「来年のInterstenoオンライン大会で日本語なしで日本語ありのdqさんに勝つ」と言いましたが、よく考えたら来年も日本語部門があるとは限りませんね。それに、二年連続で同じ目標を掲げるというのも、些か上昇意識に欠けているでしょう。
 なので、この場を借りてもう一つの目標を挙げさせて頂きます。「第9回タイピングサミットまでにJISかなWTLv10」を目指そうと思います。折角なんだからオールZになりたいじゃないか。


Q12. (コメント抜粋)初速が遅いのですが、初速を早くするにはどうしたらいいですか?

 本番で述べたとおり、タイプウェルならば初速はほとんど関係ありませんから、気にすることはないと思います。かく言う自分もあとレイテンシが0.2秒短かったら全モードでランクが1個ずつ上がるのですが、所詮文字が変わるというだけなので、特に損だとは思っていません。どうしても早くしたければ、認識→キーの位置特定→移動の動きを早くするしかありませんので、この作業をひたすら繰り返すしかないでしょう。
 しかし、個人的にはレイテンシを0.1秒縮めるよりは、「打ち始めから全速力で打つ」能力を身につけたほうが良いと思います。これが確実に出来るだけでも有利なスタートを切れるトライアルが大きく増えて、結果的に「ガチャ」であるタイプウェルの記録を伸ばすことに繋がると思います。


Q13. タイトル「1分の壁を超えて」の意味は?

 回答時間が1人あたり1分だったのでその制限を取っ払って語ったらどうなるか、ということです。かっこつけたかっただけです。

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