★翁長知事一人で米国・安倍の辺野古強行同盟と戦うのは無理だー(天木直人氏)

安倍・菅暴政コンビがいよいよ辺野古移設建設に向けて動き出した。

 早期司法決着を目指そうとしてきた事がその象徴である。

 いまの司法が安倍・菅暴政コンビに楯突くような判決を下せるはずがない。

 そして司法の判決には翁長知事は従わざるを得ない。

 3月に、辺野古埋め立ての承認の取り消しをめぐる裁判で、和解条項を受け入れてしまったからだ。

 安倍・菅政権の再提訴を受けて、きのう7月21日に官邸で政府・沖縄県協議会が開かれたらしい。

 テレビに映し出される光景を見て、私は目もくらむ失望感を覚えた。

 政府側の出席者は、菅官房長官を真ん中にして岸田外相と中谷防衛相がならんでいた。

 対する沖縄県側は翁長知事を真ん中に安慶田副知事と佐喜眞宜野湾市長だった。

 翁長知事の辺野古移設反対の覚悟を私は疑うものではない。

 しかし安慶田知事や佐喜眞市長議員では、安倍・菅暴政コンビには勝てない。

 ましてや日米同盟が推し進める辺野古移転は防ぎようがない。

 翁長知事は苦しい立場に立たされるだろう。

 一人でもいいから翁長知事を助ける真の政治家が沖縄にあらわれて来ないものだろうか。

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