★日本を悲劇に導く根幹は、
今日本の報道の自由度は世界で72番目と異常な状態なのに、
国民はそのマスコミに大幅信頼よせている。-(孫崎享氏)

A事実関係(4月20日朝日新聞)

国際NGO「国境なき記者団」は4月20日、2016年の「報道の自由度ランキング」を発表。

日本は、対象の180カ国・地域のうち、前年より順位が11下がって72位。

特定秘密保護法の施行から1年余りを経て、「多くのメディアが自主規制し、独立性を欠いている」と指摘。

 日本は10年には11位だったが、年々順位を下げ、14年59位、15年は61位。

■報道の自由度ランキング(カッコ内は前年順位)

1 フィンランド(1)2 オランダ(4)3 ノルウェー(2)4 デンマーク(3)5 ニュージーランド(6)

16 ドイツ(12)18 カナダ(8)38 英国(34)41 米国(49)45 フランス(38)72 日本(61)

B:メディアの信頼度

「全部信頼できる」「大部分信頼できる」を合わせた新態度

総務省が2015年5月19日に情報通信政策研究所の調査結果として発表した

「平成26年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の公開値よりhttp://www.garbagenews.net/archives/2153900.html



 テレビ 67.3%

 新聞  70.6%

 インターネット 31.5%

 雑誌 17,1%

R評価

・ 今日、国民のメディアへの信頼度長い歴史の上に形成されている。

・今日の安倍政権に対し、メディアが如何に歪められているかを検証しない場合、過去同様の信頼を置く。

・これが今の日本の悲劇だ。

・新聞で信頼度が高いとみられる朝日新聞の今次参議院選挙に対する「争点隠し」
「候補者隠し」は酷い物であった。

 今次選挙の最大の問題は、自公等の改憲勢力が3分の2をとるか、

そして3分の2をとった場合、非常事態条項と言う如何に危険な改正をしようとしているかが

ほとんど報じられてこなかった。

・日本を悲劇に導く大きな悲劇は信頼に足りない大手メディアを

国民がこれを大幅に信頼している所から出ている。

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