★朝日新聞を問う。参議院東京都選挙区横顔紹介は酷くないか。
何故一番最初に公明の竹内としこ紹介か。
何故共産の山添拓が一〇番か、何故三宅洋平を10番外で扱うのか。ー(孫崎享氏)

選挙報道は極めて微妙である。扱い方によって有権者に影響を与える。

その中、2日、「参議院東京選挙区主な候補者の横顔」と一斉に横顔を掲載した。

この扱いには極めて大きい疑問がある。

 この扱いを見てみよう。

 予備知識として、とりあえず、6月24日読売の「31人立候補の東京選挙区、7氏混戦…序盤情勢」の内容を

見てみよう。

「改選定数が「5」から「6」に増え、8政党が10候補を擁立。

これに諸派、無所属候補21人が加わった計31候補が激戦。

 主な16候補の中では、知名度の高い民進党の蓮舫候補がリード。

これを自民党の中川雅治、共産党の山添拓、公明党の竹谷とし子の3候補が追走。

さらに自民党の朝日健太郎、民進党の小川敏夫、おおさか維新の会の田中康夫の3候補が絡み、

7候補の混戦模様。」

 さて、2日、「参議院東京選挙区主な候補者の横顔」はどのような扱いをしたか。

 第一グループ10名、第二グループ6名に分けている。

 第一グループ一〇名も微妙なニュワンスの差をつけている。

 まず右側に、5名を並べ、一番目に竹内としこ(公現)、中川雅治(自現)、

小川敏夫(民現)朝日健太郎(自新)、蓮舫(民現)と並べた。なんとなく有力候補扱いである。

左側に高樹沙耶(改新)鈴木真理子(こ新)田中康夫(お維元)、増山麗奈(社新)山添拓(共新)と並べた。

ここも申し訳ないが、高樹沙耶(改新)鈴木真理子(こ新)を上位に持ってくることで、

有力候補でない印象を与える。

当然ながら、右枠、上位に注目がいく。

竹内としこ(公現)、中川雅治(自現)、小川敏夫(民現)朝日健太郎(自新)、蓮舫(民現)の順番は

どう説明するのか。何故、竹内としこ(公現)が一番先頭に来るのか。蓮舫(民現)が何故五番目なのか。

左枠を見てみよう。山添拓(共新)を一番下にしている。

山添拓(共新)を一〇人の一番下にしている理由は何か。

次いで、次の六名を見てみよう。

一〇名より枠が小さい。右から横(久+米)勝仁(無新)、浜田和幸(無現)、佐藤香(無新)

小林興起(諸新)、トクマ(諸新)。三宅洋平(無新)となっている。

ここで何故三宅洋平(無新)が10番外なのか。

スポニチ(23日)は次の報道をしている。

「参院選公示 東京選挙区“万馬券”三宅氏「フェス」で支持拡大へ 。

レゲエ調の音楽に合わせて演説。脱原発や安倍政権が目指す憲法改正の阻止を訴え。

自民、民進2議席目の決め手に欠く中、6議席目に滑り込む“穴馬”として注目されるのが三宅氏」

もし、三宅洋平が現在の世論調査で、高樹沙耶(改新)鈴木真理子(こ新)、増山麗奈(社新)の上に

行っているなら10人枠に入れず、それより低い扱いをしたのなら、大変な選挙妨害ではないか。

私は朝日のこれまでの三宅洋平に対する選挙報道には極めて強い違和感を持つ。私のツイート

「朝日報道の醜さ何だこれ。①22日候補者10名写真入り紹介。三宅洋平外す

②25日「三宅洋平氏は支持の広がりが見られない」と報道。

③「若者よ訴え聞いて。ハチ公前広場で無所属新顔が音楽と演説選挙フェス」何故名前書けぬ。もう偶然でない。」

今回の紹介記事の中でも彼の選挙スタイルを取り上げ、何を主張しているかほとんど言及がない。

公平であるべき候補者紹介でも意図的操作がある。

朝日新聞は一体、どうなっているのか。

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