★6月19日の沖縄県民集会に「おびえた」米国-(天木直人氏)

 毎度のことながら、沖縄について語る佐藤優の言葉は私の言葉と同じだ。

 だから沖縄に関しては佐藤優の語る事は正しい。

 きょう6月23日の東京新聞「本音のコラム」で佐藤優は、

次のような6月19日付の琉球新報の記事を引用した。

 「・・・19日に那覇市で開催される県民大会について

『平和的であるように意図したデモであっても、対立的になり、暴力に発展する可能性がある』と表現し、

米国人に対し会場周辺に近づかないよう呼び掛けていることがわかった」

 これは、在日米国大使館が6月17日のウェブサイトで米国人を相手に警告していた事を

琉球新報が見つけて、記事にしたものだ。 

 そして佐藤優はこう書いている。

 「・・・客観的に分析すれば、県民大会が暴力性を帯びる可能性は皆無だが、

米国政府に『加害者』意識があるので、過剰反応を示したのであろう」と。

 まさしく米国は、沖縄問題が反米化につながる事を、我々の予想以上に恐れているのだ。

 私がかねてから言っている通りだ。

 翁長知事は、もはや安倍首相ではなく、米国を相手に交渉すべき時だと。

 翁長知事は、きょう6月19日の佐藤優の「本音のコラム」を読んで、

ただちに佐藤優を沖縄の辺野古阻止特別代表に任命し、辺野古阻止、

在沖縄海兵隊撤退に向けた対米交渉に当たらせるべきだ。

 ここまで沖縄の基地反対を支持し、それを公言して来た佐藤優だ。

 断れるはずがない。

 しかも佐藤優の後ろには米ユダヤロビーがついている。

 対米交渉にはうってつけである。

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