★参議院選挙と改憲:3分の2阻止には前回選挙より自公を7議席減させればいい。
但し無所属に改憲志向者、これ入れると11議席減。
朝日は「7小選挙区で逆転」。比例等さらに4の減必要。きわどいー(孫崎享氏)

今度の参議院選挙は、参議院で改憲を行う3分の2を自公が獲得できるか否かが最大の焦点である。

参議院選挙は定数242、非改選 121、改選121である。

3分の2には162の議席が必要である。

非改選自公76、大阪維新5、こころ3、計84ある。これをAとする。

22日朝日新聞夕刊で、「調査では憲法改正に前向きな非改選無所属議員が4名いる」としているので、

これを合わせると88となる。

これをBとする。

 Aのケースでは自公、大阪維新、こころが78とればいい。

 Bのケースでは自公、阪維新、こころが74とればいい。

 別の表現をすれば、前回獲得の84からAでは自公、大阪維新、こころが6議席減内であれば

3分の2が確保でき、7議席減であれば確保できない。

 Bのケースでは10議席あれば3分の2が確保でき11議席であれば確保できない。

 その中で一人区を見てみたい。

 2013年参議院選挙では自民党は29勝2敗(沖縄・岩手)である。

朝日は「7つの選挙区で逆転」としている。(沖縄・岩手がこの計算時7に含まれていないものとする)。

もしこの計算が沖縄岩手を含んでいなければ、自公等は3分の2を確保できない。

 民主党の関係者でが「7つの選挙区で逆転」は極めて厳しいと指摘する人がいる。

更にBのケースでは、改憲勢力はあと4つの余裕がある。

2人区は10から4選挙区となってここは分けるであろう。

北海道、兵庫、福岡が2から3.

愛知が3から4

東京は5から6

比例区は48である。2013年選挙は

自民 18、公明 7、民主 7、みんな(離党)4 、維新 6、共産 5 、

生活0 、社民1である。

 ここで、維新 6が大阪維新がいくつとれるか

 自公が幾つ減らすかである。

 ここで、4減なら、一人区情勢を「7つの選挙区で逆転」ならかろうじて3分の2の阻止が出来る。

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