★急きょ取りやめになった元米兵の広島訪問の理由を知りたいー(天木直人氏)

オバマ大統領の広島訪問に「バターン死の行進」で生き残った元兵士が同行するはずだった。

 少なくともそう報道されていた。

 ところがきのうのテレビ報道で、それが急に取りやめになった事を知った。

 招待しておきながら急に取りやめになったことについて元兵士らが怒ったという。

 これは事件だ。

 一体何が起きたのか。

 そう思って今朝の各紙を読み比べたが、その記事が無い。

 考えられるのは、謝罪に反対する元米兵らのガス抜きの為に呼んだまではいいが、

沖縄女性殺害事件が起きたので、これ以上不要な摩擦を起こしたくない、

せめて広島訪問だけは成功させたい、と米国政府が考え直したのかもしれない。

 そう思っていたら、きのう発売の週刊新潮(6月2日号)で、

高山正之氏が「変見自在」というコラムで次のように書いているのを見つけた。

 「・・・バターン死の行進は南京大虐殺、マニラ大虐殺と並ぶ米国製でっちあげシリーズのひとつだ」と。

 まさかとは思うが、それにしてもなぜ元米兵の広島入りが急に取りやめになったのだろう。

 そして、それを報じた日本のメディアが、取りやめになった事について何も書かないのだろう。

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