市村 悦延 · @hellotomhanks
8th May 2016 from TwitLonger
★冗談に終わった山口県へのプーチン大統領招待打診ー(天木直人氏)
きょう5月8日の各紙が報じる安倍首相とプーチン大統領の首脳会談の合意の中に、
つぎは9月にウラジオストクで再会談する事で合意した、というのがある。
おかしくはないか。
安倍首相は、次回は地元の山口にプーチン大統領を招待するはずではなかったのか。
そして、その事を安倍首相みずからプーチン大統領に首脳会談で提案するはずではなかったのか。
5月5日の産経新聞がその事をスクープ報道し、
私はそれを「冗談のような外交だ」と5月5日のメルマガ第382号で書いたばかりだ。
ところが次回もまた安倍首相がロシアに出かけていくという。
今度はウラジオストクだという。
外交儀礼上は、次回はプーチン大統領が日本に来る番だというのに。
安倍首相は山口に招待したいと提案しなかったのだろうか。
それとも、提案したけれど断られたのか。
きょう5月8日の読売新聞が書いている。
安倍首相は首脳会談後、記者団に、プーチン大統領の来日について聞かれ、
「適切な時期を、さらに検討していきたい」と述べるにとどめた、と。
ロシアのラブロフ外相は
「(プーチン大統領の訪日について)いつ行われるのかなど、両首脳は詳細に協議した」と
記者団に説明したが、首相に同行した世耕官房副長官は、
「時期、場所については話をしていない」と否定した、と。
どうやら提案したけれど断られた臭い。
しかし、そんなことはどっちでもいい話だ。
プーチン大統領の山口への招待外交はやはり冗談だったのだ。
それだけの話である。