市村 悦延 · @hellotomhanks
30th Apr 2016 from TwitLonger
★小泉元首相の本性を見事に描いた産経新聞のインタビュー記事ー(天木直人氏)
脱原発を唱えてとどまるところを知らない小泉純一郎元首相。
そんな小泉元首相に期待する国民は多いだろう。
私もその一人だった。
進次郎と二人して、父子鷹になれとまでほめそやした。
しかし、残念ながらその期待は裏切られた。
そのことは、すでに報道されている小泉氏の数々の言動から明らかだ。
そんな中で、きょう4月30日の産経新聞が「『原発ゼロ』できますか?」という見出しの、
長辻象平という論説委員との全紙2ページに及ぶ対談記事を掲げた。
それを読んだ私は思わず笑ってしまった。
詳しくはここでは書かない。
しかし、これほど見事に、いまの小泉元首相の本性をあらわした記事はない。
ひとことでいえば、小泉純一郎元首相は、敵にすれば手ごわいが、
味方にしようとしても役に立たない人物である、ということだ。
つねに自分の事だけを考え、決して損になることはしない。
読者のために、二つだけ印象深い言葉を紹介しておこう。
ひとつは、安倍首相に脱原発を求めても無理だ。
ここまで原発再稼働を言い出した以上、ブレるわけにはいかない、と言っている。
これを要するに、自分は安倍首相と戦わないということだ。
二つ目は、国民の意思が政治を変える、と言っている。
これほど国民を馬鹿にした言葉はない。
国民を衆愚とみて劇場政治で成功を収めた小泉元首相が、
いまでは国民が政治を変えると、おだてあげる。
これは、自分はかけ声だけをあげるから、あとは国民が安倍を倒せといっているようなものだ。
国民にそんなことが出来るはずがないことを百も承知の上である。
このようなインタビューに応じたのが産経新聞であるのも小泉元首相らしい。
朝日や東京では決して応じなかったに違いない。