★報道・表現の不自由を国連に指摘される日本メディアの体たらくー(天木直人氏)

デービッド・ケイと名乗る国連特別報道官が来日し、

「日本の報道の独立性は重大な脅威に直面している」と警鐘を鳴らした。

 かつて安倍政権から訪日延期を申し込まれたとして話題になった人物がついに来日したのだ。

 しかし、これを歓迎し、大きく報じる東京や朝日も、これを無視する読売や産経も、

メディアとしてあまりにも情けない。

 国連の特別報道官に指摘されるまでもなく、日本のメディアが安倍政権に屈服している事は、

国民の広く知るところだ。

 それにもかかわらずメディアは国民の期待に応えられないままだ。

 進んで安倍政権に取り入る読売や産経はもちろんメディア失格である。

 しかし、いまでもリベラル紙気取りでいる朝日も、

いまや唯一のリベラル紙といわんばかりの東京も、本気で安倍政権と戦う覚悟は見えない。

 朝日や東京がこの機会に特別報道官の助けを借りて安倍政権の報道規制を批判するようなら情けない。

 ましてや、国連特別報道官の調査に協力して安倍批判の情報を流すようなメディア人がいるとすれば、

噴飯物だ。

 日本の報道規制ぐらい、日本のメディアが安倍政権と戦って、勝ち取らなければいけない。

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