★「オバマを恫喝していた習近平」という日経記事の衝撃ー(天木直人氏)

きのう4月10日の日経新聞の記事で知った。

 3月末にワシントンで開かれた核サミットの際に行われた米中首脳会談において、

習近平主席がオバマ大統領に対して予想を覆す厳しい言葉で

米国による高高度ミサイル迎撃システムの韓国配備について、断固反対の意思を伝えていたという。

 専門家は、これを「覚悟を持った米国への脅しの言葉だと考えてよい」と指摘したという。

 このニュースは4月6日の日経電子版に流されて、

その日の読まれた記事ランキングのナンバーワンだったという。

 知らなかった。

 核サミットを報じる当時の大手新聞の記事には、こんな事を書いた大手新聞は一つもなかった。

 おそらく南シナ海の人工島建設に反対するオバマ大統領に対しても、

同じように強い口調で習近平主席は反論したに違いない。

 知ってか知らずか安倍首相は今度のサミットでも対中包囲網に躍起だ。

 オバマの米国を恫喝するような習近平主席と喧嘩して勝てるのは、唯一憲法9条を持つ日本だけだ。

 その憲法9条を否定する安倍首相が習近平主席に喧嘩を売って勝てるはずがない。

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