★宜野湾市長選に似て来た北海道5区補選ー(天木直人氏)

4月12日に告示される北海道5区と京都3区の補選が、政局の帰趨を決める重要な選挙になりつつある。

 もっとも、京都3区の補選は、育休宣言後に不倫が発覚した宮崎某の後だから、

自民党は情勢不利と見てはやばやと不戦敗に逃げた。

 結果的に、野党乱立となって、つまらない選挙になった。

 そのぶん、北海道5区の補欠選挙が安倍自公政権と野党共闘の一大決戦場となって注目されることになる。

 私は、この選挙は宜野湾市長選挙の再来と見ている。

 すなわち、あの時と同じように、どちらも負けられない選挙だ。

 そして、選挙結果でその後の情勢が大きく変わる可能性のある重要な選挙だ。

 しかし、私が宜野湾市長選に似て来たと思う理由はそれだけではない。

 どういう選挙結果になるにせよ、安倍自公政権より野党のほうが圧倒的に分が悪いところである。

 すなわち、安倍自公政権は、負ければ同日選をやめて参院選に集中する戦略に切り替えられるが、

野党は負けたら終わりだ。

 野党は選挙協力の限界を露呈し、

それを見た安倍自公政権は一気に衆参同日選挙に踏み切って野党壊滅を目論む。

 北海道5区の補選から目が離せない。

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