★名古屋市議会が議員報酬増額条例を可決した衝撃ー(天木直人氏)

私の新党構想は、憲法9条を一言一句変えさせないという事と並んで、もうひとつの明確な公約がある。

 それは議員の報酬や特権を国民に返すという事である。

 ところが名古屋の市議会が、それを真っ向から否定する決議をした。

 すなわち「減税日本」の河村たかし市長が打ち出した800万円半減を元に戻して

1455万円にする条例を圧倒的多数で可決したのだ。

 これだけでも衝撃的なのに、もっと衝撃だったのは、

これを批判する意見がメディアにまったく見られなかったことだ。

 そう思っていたら、きょう3月15日の東京新聞が「ニュースの追跡」で書いた。

 名古屋のオンブズマンが批判していると。

 しかしその東京新聞ですら、減額せよと正面から書いていない。

 国会議員、政党に至っては、減額を唱えるものは皆無といっていい。

 新党憲法9条構想が既存の政党、政治家から警戒される大きな理由がここにある。

 だからこそ新党憲法9条構想なのだ。

 これだけは譲れない。

 特権や報酬を求めて政治家になる者には、政治をさせてはいけないのである。

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