★野党は1月24日の宜野湾市長選挙の勝利に向けて結束せよー(天木直人氏)

きょう1月8日の産経新聞が書いていた。

 自民党は7日、党幹部が対策会議を開き、

1月24日に行われる沖縄県の宜野湾市長選挙に挙党態勢で取り組む事を確認したと。

 ここで敗北すれば4月の衆院北海道補欠選や

6月の沖縄県議会選挙などの大型地方選挙に負の連鎖を生みかねず、

夏の参院選に悪影響を与えかねないからだ。

 しかし、危機感を持って結束しなければいけないのは、むしろ野党のほうだ。

 特に、目前に迫っている宜野湾市長選挙(1月17日告示、24日投開票)は重要だ。

 ここで負けても、安倍自民党は開き直る。

 地方選挙は国政選挙とは違うと言い張って、辺野古移転の強硬姿勢を崩さないだろう。

 しかし翁長知事の沖縄は違う。

 もしここで負ければ安倍政権の圧力は一気に強まる。

 打倒安倍を叫ぶ野党の勢いはそがれる。

 すでに沖縄の民意は示されている、勝てる、などと油断してはダメなのである。

 野党が打倒安倍で選挙協力を行うなら、

いまこそ宜野湾市長選に結集して辺野古反対を訴える候補の勝利を確実なものにしなければいけない。

 ところが、自民党が挙党体制を確認しているというのに、野党の動きが見えない。

 メディアも宜野湾市長選挙の事を書かない。

 宜野湾市長選挙は、沖縄はもとより、野党にとって正念場である。

 日本の政治の試金石である。

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