★米有識者に先を越されたケネディ大使批判-(天木直人氏)

きょう12月24日の一部の報道が伝えた。

 ケネディ大使が12月17日に東京で行った記者会見で辺野古移転がベストと語った事について、

オリバー・ストーンやノーム・チョムスキーら米国の有識者ら70名が、12月22日、抗議声明を発表したと。

 やっと私の思いが実現した。

 辺野古移設強行を阻止するためには、安倍首相を批判するよりも、

米国に断念させるのが最善、最強の方法だ。

 そのためには、オバマ政権の特命全権大使であるケネディ駐日米国大使に

圧力をかけなければいけない。

 そう私は言い続けてきた。

 やっとその思いが通じたごとくだ。

 しかし、米国の有識者が抗議声明を発表する前に、日本の有識者こそが言い出すべきだった。

 いまからでも遅くない。

 翁長知事の沖縄と、沖縄を支援する日本の有識者たちは、

いまこそ米国の有識者と連携し、間髪を入れずに同様の抗議を発表すべきだ。

 そして一回で終わらせることなく、ケネディ大使が駐日大使でいる限り、

毎日のように抗議デモを行うべきだ。

 まごまごしているうちに、ケネディ大使はオバマ大統領より一足先に、

任期を終えたと帰国してしまうだろう。

 抗議するのは今しかない。

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