★辺野古容認の地元住民に血税をばら撒いた安倍政権の禁じ手ー(天木直人氏)

冗談かと思っていたら本当に金をばら撒くつもりだ。

 12月19日の各紙が一段の小さな記事で報じていた。

 防衛省は18日、名護市辺野古周辺の2地区に

合計2300万円の補助金を直接支出することを決めたと。

 県や市の頭越しに直接に地元住民にばら撒くことは、

憲法が決めた地方自治制度の根幹を否定するものだ。

 絶対にしてはならない禁じ手だ。

 それを防衛省は新たな制度をつくってまで行った。

 こんな横暴な政策を強行するのは、後にも先にも、安倍・菅政権しかいないだろう。

 こんな事を許したら権力者は何でも出来る。

 国民を買収できる。

 よくもメディアは批判もせず平気でこのような記事を書けるものだ。

 野党が無力になった今、権力の暴挙を止めるのはもはや国民だけだ。

 その国民に権力者の横暴を気付かせるのがメディアの役割なのに、

メディアはその使命を放棄している。

 ここまで無茶苦茶を重ねている安倍・菅政権が続いているのは、

無力な野党と、権力を批判しないメディアの責任である。

 このカネは、近く交付されるという。

 ということは、まだばら撒かれていないのだ。

 ならばいまからでも遅くない。

 世論が反対の声をあげればいいのだ。

 そんなカネがあるならこっちにまわせと。

 メディアが反対し、国民が気づけば、こんな馬鹿げたバラマキなど出来るはずがない。

 受け取った住民は批判され、そのカネは衆人環視の下で、使えなくなる。

Reply · Report Post