★公明党幹部の発言をテレビで暴露した田崎史郎ー(天木直人氏)

「平和」を政治の道具にしてもてあそぶことだけは許せない。

 これは私の譲れない信念だ。

 公明党についての内情を教えてくれたメールを紹介したところ、

ある匿名の読者から、池田大作氏はお元気だ、いい加減な事を書くな、というメールが来た。

 私は身分を明かさない者からのメールは一切相手にしないのだが、

このメールにだけはコメントしておきたい。

 もし池田大作氏が健在なら、その事自体はご同慶の至りだが、それこそ大問題になる。

 池田大作氏は自らの意思で、安保法を強行採決した安倍首相に加担したということになる。

 私にとっては「平和」を政治的にもてあそぶ最も許せない者となる。

 そして、今朝(12月12日早朝6時ごろ)のTBS「あさチャン!サタデー」で

政治評論家の田崎史郎が口を滑らせた解説だ。

 軽減税率にこだわる公明党幹部と話した時に、その幹部はこう言っていたと田崎氏は語った。

 すなわち安保法は頭で考えるだけの問題であるが

税金は生活に直結する問題だからより重要だと。

 正確な表現は忘れたが、いわんとするところはそういう事だ。

 すなわち、平和の問題は観念的な問題だから難しくて信者を煙に巻くことができるが、

暮らしに直結する税金は皮膚感覚の問題だからごまかせない、そう言わんばかりだ。

 もしこの公明党幹部の発言が本当なら、やはり平和を政治的にもてあそぶ許せない幹部だ。

 平和は決して頭で考える観念的なものではない。

 それどころか、いまそこにある流血、破壊、生き死にの問題だ。

 すべては平和あっての人間生活である。

 それを頭で考える問題だと言う者に、平和を語る資格はない。

 政治に携わる資格はない。

 ましてや政権与党にあぐらをかく資格はない。

 これ以上腹立たしいものはない。

 そういう思いで聞いた田崎史郎の解説だった。

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