★報道したくても出来ないほど空疎な今回の安倍外遊ー(天木直人氏)

安倍外遊はいつも空疎であるが、今回の外遊ほど空疎なものはない。

 問題山積の中で、臨時国会をさしおいて、よくも一週間もこんな外遊をしていられるものだ。

 その事を安倍外遊を報じるメディアが教えてくれている。

 今度の外遊ほどメディアの露出度が少ない外遊はない。

 提灯記事すら見当たらない。

 書こうと思っても書くことが無いのだ。

 たまりかねてきょう10月25日の読売が書いた。

 タジキスタンの大統領が日本の安保理常任理事国入りを支持してくれたと。

 タジキスタンの大統領が支持してくれたからといって、

日本の安保理常任理事国入りに役立つとでもいうのか。

 それよりも何よりも、そもそも読売新聞は

日本が安保理常任理事国になれると本当に思っているのだろうか。

 きょう10月25日の産経新聞が書いた。

 タジキスタン大統領と国際テロ対策で連携する事で合意したと。

 タジキスタンに国際テロ対策の何が出来ると言うのか。

 そう思ったら、中央アジアのテロ対策のためにタジキスタンを日本が支援するという。

 ますますイスラム国に狙われることになる。

 こんな事しか記事に出来ないほど、安倍首相の今回の外遊は空疎であるということである。

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